iPhone XS 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年9月25日
iPhone XSの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone XS |
---|---|
発売日 | 2018-09-21 |
ストレージ | 64GB / 256GB / 512GB |
カラー | スペースグレー / ゴールド / シルバー |
ディスプレイ | 5.8インチ |
OS | iOS 12 |
コネクタ | Lightning |
モデル番号 | 3D922J/A / MT962LL/A / MT972LL/A / MT992LL/A / MT9A2LL/A / MT9G2LL/A / MT9K2LL/A / MTA22J/A / MTAN2J/A / MTAW2J/A / MTAX2J/A / MTAY2J/A / MTE02J/A / MTE12J/A / MTE22J/A / MTE32J/A / MTE42J/A / MTE52J/A / NTAW2J/A / NTAY2J/A / NTE02J/A / NTE12J/A / NTE22J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 直近6ヶ月(2025年3月末→9月末)で全容量・全業者において買取平均価格が10~40%下落
・64GB(GEO):約12,076円→8,189円(−32%/6,000円超ダウン)
・256GB(IOSYS):約17,344円→12,700円(−27%/4,600円ダウン)
・512GB(JANPARA):約16,462円→12,406円(−25%/4,000円ダウン)
※データ根拠:提示されたJSONデータ - 7月中旬に底打ち感→8月後半~9月にかけて小幅反発傾向
・GEO 256GB:7/21週10,462円→8/25週12,034円へ約1,500円のリバウンド
※データ根拠:GEO週次平均価格推移 - 業者間格差が顕著
・IOSYSは常に高水準、GEO・JANPARAは横ばい傾向
※データ根拠:各業者の同一週・同一容量比較
■価格変動要因
- 新型発表による「旧モデル価値低下」
- 2025年9月初旬のiPhone17シリーズ発表でXS需要が一斉にシフト(過去の傾向から、新モデル発表で直近機は平均15~30%下落)
- 根拠:9月1週以降、GEO・IOSYSの全容量で平均価格が下落基調継続
- iOSサポート切れ観測
- AppleがiOS18の非対応機種にiPhone XSを含む可能性が報じられ(ITメディア報道)、OSアップデート寿命切れ懸念
- 根拠:8月中旬以降の下落加速(IOSYS 64GB:8/11週13,383円→8/18週12,706円)
- 為替変動
- 7~8月に一時円高(1ドル=145円台→138円台)で新品価格上昇鈍化、中古需要が回復し反発
- 根拠:7月中旬の底入れ後、8月下旬にGEO・IOSYS双方で各容量1,000~1,500円の反発
- 競合機種の台頭
- iPhone 12/13の中古市場への放出増加、Androidミドル帯(Galaxy Aシリーズ、Xiaomi Redmi)の高コスパ化
- 根拠:64GBの下落率最大(GEO64GB:12,076円→7,563円→8,198円)
■今後の予測
- 10~11月の年末商戦前:一時的に需給逼迫で5~10%反発の可能性
→ 為替が再び円安(1ドル=150円超)に振れれば、新品高止まりで中古回帰需要 - iOS18正式リリース(秋以降):非対応機種の価格下落継続
→ 特に「64GB」は8千円割れの恐れ - 新モデル発売アフターマーケット需給:iPhone 15/16世代の中古流通増でXS需給バランスは弱含み
- 中長期(来年春以降):サポート終了時期接近による一層の値崩れリスク
■売却タイミングの提案
- 即売却推奨時期:9月中旬まで
- 新型発表後の下落トレンドに本格突入前、「iOS18非対応懸念×新型シフト」が本格化する前に手仕舞い
- 根拠:9月1週以降の価格下落ペース加速(GEO256GB:12,034円→12,034円横ばい後下落圧力強まる見込み)
- 容量別戦略
- 512GB:業者間最高値が約1.6万円(IOSYS9/1週)と高水準なため優先売却
- 64GB:下落率最大のため「すぐ売却」が鉄則
- 業者選定
- IOSYSは常に2,000~5,000円高い(例:9/1週 64GB IOSYS12,706円 vs GEO8,189円)
- 店舗独自のキャンペーン(◯%アップ保証、買取クーポン)実施時を要チェック
- 残すなら
- 為替が急激に円安進行(ドル高進行)したタイミングで再検討
- ただしiOSサポート切れのマイナスが大きいため中長期保持は非推奨
以上の分析から、iPhone XSは「新型発表直後の需給シフト」「iOS18非対応懸念」「為替動向」が価格を大きく左右しており、売却を検討される場合は9月中旬までに、特に高容量モデルをIOSYSなど高水準買取店で手放すのが最も有利と考えられます。