iPhone XR 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年7月10日
iPhone XRの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone XR |
---|---|
発売日 | 2018-10-26 |
ストレージ | 64GB / 128GB / 256GB |
カラー | ホワイト / イエロー / ブラック / プロダクトレッド / コーラル / ブルー |
ディスプレイ | 6.1インチ |
OS | iOS 12 |
コネクタ | Lightning |
モデル番号 | 3D836J/A / 3D838J/A / FT082J/A / MH6U3J/A / MH6V3J/A / MH6W3J/A / MH6X3J/A / MH6Y3J/A / MH703J/A / MH7T3J/A / MH7U3J/A / MH7V3J/A / MH7W3J/A / MH7X3J/A / MH7Y3J/A / MRYE2X/A / MRYF2X/A / MRYT2J/A / MT002J/A / MT022LL/A / MT032J/A / MT062J/A / MT082J/A / MT0A2J/A / MT0E2J/A / MT0G2J/A / MT0J2J/A / MT0N2J/A / MT0Q2J/A / MT0T2J/A / MT0U2J/A / MT0V2J/A / MT0W2J/A / MT0X2J/A / MT0Y2J/A / MT102J/A / MT112J/A / MT122LL/A / MT472LL/A / NT002J/A / NT062J/A / NT0A2J/A / NT0J2J/A / NT0V2J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 直近半年(2025年1月〜7月)でiPhone XRの中古買取価格は一時期ピーク(GEO/128GBで約16,600円、256GBで約19,000円)を付けた後、5月以降急速に下落。7月7日時点ではGEO/128GBが10,922円、256GBが13,588円に(2月ピーク比約30%ダウン)。
- 業者間格差はGEO>IOSYS>JANPARAの順でGEOが常に最上位。特にJANPARAは他業者比で約3,000〜5,000円安い。
- 容量別では64GBモデルの下落率が最も大きく、2月の13,500円→7月の9,900円(約27%減)と、ストレージ容量が大きいモデルほど値崩れを抑制。
■価格変動要因
- OSサポート切れ観測
- 根拠:2025年6月のWWDCで「iOS 18がiPhone XR未対応」との噂が拡散(リーク情報)。
- 事実:6月以降、GEO/128GBが14,220円→7月には10,922円へ急落。サポート終了前の駆け込み売却→その後の需給悪化が価格を押し下げた。
- 新型発表プレッシャー
- 根拠:秋に予定される「iPhone 17」シリーズ発表の噂。
- 影響:中古市場では「数世代前のXR」に対する購買意欲が低下。特に廉価版のiPhone SE(2022)やAndroidミッドレンジ機(Pixel 7aなど)との競合が激化。
- 為替変動
- 根拠:2025年6月に1USD=155円前後の円安ピーク。新品価格上昇→買い替えコスト増で中古需要が一時後退。
- 影響:新型スマホ需要の先送りが起こり、XRの買取相場回復を抑制。
■今後の予測
- 9月のiOS 18正式対応リスト発表でXRが正式にサポート外となれば、7〜9月の下落トレンド継続。GEO/128GBは9千〜1.1万円までさらに落ち込む可能性大。
- 為替が秋以降に円高転換すれば、新品スマホの価格上昇ペースが鈍化、中古需要に一時的な底打ちをもたらす余地。ただしXR自体の「世代遅れ感」は解消せず、長期的には10%前後のリバウンドに留まりそう。
- iPhone SE(第3世代)やiPhone 14/15 miniの在庫処理が一段落する10月以降、2022年以降モデルとの競合が緩和され若干の買い支えが見込めるが、XR特有のLCD+Face IDの古さが市場評価を限定。
■売却タイミングの提案
- 「今すぐ~8月上旬まで」に売却を強く推奨:iOSサポート外確定後の大幅下落(想定で-10~15%)を避けられる。
- 業者選びはGEO優先:常に他社より1,000~2,000円高く推移。特に128GB・256GBの大容量モデルは同業者比で約2,000円リード。
- 条件面では「バッテリー最大容量90%以上」「小傷・付属品完備」で査定アップを狙う。iPhone XRは発売から7年目に入り、外装・動作不良による大幅減額リスクが高いため、良品状態のうちがベスト。
- 中長期保有は非推奨:将来iOS非対応→中古価値の底割れ確率が高く、売却タイミングを逃すほどリスクが増大。
(以上の見解は、半年間の週次買取データ推移および2025年6月のWWDC/iOS 18関連リーク情報、秋の新型発表スケジュールを根拠としています)