iPhone XR 週次買取動向レポート

最終更新: 2025年9月11日

iPhone XRの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。

デバイス基本情報

モデル	iPhone XR
発売日	2018-10-26
ストレージ	64GB / 128GB / 256GB
カラー	ホワイト / イエロー / ブラック / プロダクトレッド / コーラル / ブルー
ディスプレイ	6.1インチ
OS	iOS 12
コネクタ	Lightning
モデル番号	3D836J/A / 3D838J/A / FT082J/A / MH6U3J/A / MH6V3J/A / MH6W3J/A / MH6X3J/A / MH6Y3J/A / MH703J/A / MH7T3J/A / MH7U3J/A / MH7V3J/A / MH7W3J/A / MH7X3J/A / MH7Y3J/A / MRYE2X/A / MRYF2X/A / MRYT2J/A / MT002J/A / MT022LL/A / MT032J/A / MT062J/A / MT082J/A / MT0A2J/A / MT0E2J/A / MT0G2J/A / MT0J2J/A / MT0N2J/A / MT0Q2J/A / MT0T2J/A / MT0U2J/A / MT0V2J/A / MT0W2J/A / MT0X2J/A / MT0Y2J/A / MT102J/A / MT112J/A / MT122LL/A / MT472LL/A / NT002J/A / NT062J/A / NT0A2J/A / NT0J2J/A / NT0V2J/A

このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。

■サマリー

直近半年（2025年3月～9月上旬）におけるiPhone XR中古買取価格は、128GBモデルでGEOの平均値が約1.55万円→1.08万円と約30%低下、IOSYSでも約1.46万円→1.20万円と下落。（データ参照）
JANPARAでは「軒並み同額」を維持しているものの、GEO・IOSYSの実取引はじり貧。特にGEOの64GBは1.22万円→0.98万円へ、市場下落が顕著。
2025年9月にはAppleが次期iOSサポート対象からXRを外す可能性、また9月発表の新モデル（iPhone 17想定）控えで「型落ち感」が強まり、需給バランス悪化が進行中。

■価格変動要因

新モデル発表リスク
- Appleが例年9月に新iPhoneを投入。過去のiPhone XR（2018年発売）は7年サイクルで既に廉価版扱いだが、新フラッグシップへの注目移行で中古需要・需給共に縮小。（時事：次期iPhone発表間近）
OSサポート切れ観測
- iOS17対応機種にXRは当初含まれたが、次期iOS18/19ではサポート外との噂。OS更新が打ち切られると「セキュリティ」「最新機能」面で二軍落ちし、売り値が一段と下がる。（時事：開発者フォーラムでのサポート継続話消滅）
為替・新モデル価格上昇との相関薄
- 円安による新型iPhone価格高騰→中古高値の可能性も想定されたが、XRは取引量減少で別軸に沈降。データ上、新品高騰の恩恵を受けにくい状況。（為替：1$=150 ¥超／6～8月）
業者間の在庫・買取戦略差
- GEOは速やかに相場調整し下落傾向が顕著。一方IOSYSは比較的底堅く、8月にかけて128GBで1.30万円～1.37万円を維持。（データ）→業者による在庫抱え具合と販路の違いが価格差を生んでいる。

■今後の予測

9月中旬の新iPhone発表後、XRは「完全に二世代前」に位置づけられ、GEO平均128GBは1.05万円割れ、64GBは0.90万円台まで下落すると予想。（発表直後の需給急減を過去モデルで確認）
10月以降、OSサポート終了観測確定時にさらに5～10%の一気下げが想定され、GEO128GBで0.95万円前後に。
為替が150円台半ばで安定する限り、「新モデル高値×XR二軍化」の組み合わせで中古全体が収縮し、回復は望みにくい。

■売却タイミングの提案

「新モデル発表直前（9月初旬）」が最終のピーク。GEO 128GBで約1.18万円、IOSYSで約1.20万円を確保できる今週（9/1～9/8）中の売却を強く推奨。（データ根拠：GEO・IOSYSともに8月末～9月初にかけて若干上振れ）
容量別では256GBが相対的に高水準（GEO約1.35→1.25万円）を維持するため、可能なら256GBモデル優先で買取店へ持ち込むのが有利。
販路選定は、IOSYSのほうがJANPARAより実値に近く“上振れ”期待できるため、査定前にIOSYSの最新相場を確認しつつ併売査定（GEO＋IOSYS）で上乗せ交渉を。
OSサポート打ち切り確定後（10月以降）は一気に値崩れリスクが高まるため、必ず9月中に売却を完結させてください。