iPhone SE (第2世代) 週次買取動向レポート

最終更新: 2025年7月2日
iPhone SE (第2世代)の中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。

デバイス基本情報

モデルiPhone SE (第2世代)
発売日2020-04-24
ストレージ64GB / 128GB / 256GB
カラーブラック / ホワイト / プロダクトレッド
ディスプレイ4.7インチ
OSiOS 13
コネクタLightning
モデル番号3G356J/A / 3G357J/A / MH9U2J/A / MHFJ3LL/A / MHGP3J/A / MHGQ3J/A / MHGR3J/A / MHGT3J/A / MHGU3J/A / MHGV3J/A / MHGW3J/A / MHGX3J/A / MHGY3J/A / MX9P2J/A / MX9R2J/A / MX9T2J/A / MX9U2J/A / MXD02J/A / MXD12J/A / MXD22J/A / MXVT2J/A / MXVU2J/A / MXVV2J/A / NX9R2J/A / NX9T2J/A / NX9U2J/A / NXD02J/A / NXD12J/A

過去半年間の買取価格推移

このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。

TreMartの買取/下取り価格

AI分析・考察

■サマリー

  • 直近半年(2024年12月末~2025年6月末)の中古買取価格は、主要3社(GEO/IOSYS/JANPARA)とも大きく下落。
    ‐ 256GB:平均約18,900円→約11,385円(‐40%)
    ‐ 128GB:平均約15,127円→約9,405円(‐38%)
    ‐ 64GB :平均約12,405円→約7,968円(‐36%)
    ※2025年2月17週にわずかな反発(GEO:128GBで15,120円)後、4月以降は底値圏で横ばい。
  • 各社比較:GEOが常に最上位評価(16,000円前後~高値18,000円)、JANPARAは安定的に最安値帯(4,600円~)で業者間格差が鮮明。
  • 市場特徴:発売から約5年が経過し、iPhone SE (第2世代)は「長く使える廉価版」の立ち位置ながら、後継機種の噂やiPhone15シリーズの中古流通増で需給が過剰気味。

■価格変動要因

  1. 新モデルリリース・噂
  • 2024年9月発表のiPhone15シリーズ流通増→SE2の相対価値低下(データ:10月以降、GEO128GBが15127→14027円へ徐々に下落)。
  • 2025年3月中旬の「iPhone SE (第3世代)」発表噂(Webニュース多数)→発表前の2月17週に一時的反発(GEO128GBで15,120円)を確認後、発表接近で再び下降。
  1. 製品ライフサイクル
  • 発売:2020年4月。5年目に入り、バッテリー劣化やスペック面(シングルカメラ/Touch ID)で最新機とのギャップ顕在化。
  1. 為替・経済動向
  • 円安進行で新品iPhoneの実売価格上昇→一部ユーザーが中古にシフトも、業者間買取競争激化で買取価格は抑制(為替変動と価格推移の相関は弱く、下落トレンドを止められず)。
  1. 競合機の拡大
  • Google Pixel Aシリーズ、Samsung Galaxy Aシリーズ等の格安機・5G対応機増加により、SE2の価格維持力が低下。

■今後の予測

  • 短期(~2025年3月):「SE3」発表前の駆け込み需要で2月中旬に底打ち・10~15%の小反発が再度発生しうる。
  • 中長期(~2025年下半期):SE3リリース後、SE2は更に20~30%下落し、GEO128GBで7,000~8,000円、256GBで9,000~10,000円台に落ち着く公算大。
  • 外部要因:
    • 新モデル投入スケジュール(Apple公式イベント)
    • 為替(円高進行なら中古相場の底打ちは若干上振れ)
    • 政府のスマホ補助策やエコポイント(中古スマホ促進策)が実施されれば、一時需給ひっ迫で下げ渋りの可能性。

■売却タイミングの提案

  • 最も有利:2025年2月第2~3週
    ・根拠:過去データで2月17週(2/17週)にGEO128GBが15,120円のピークを示したこと。
    ・方法:GEOなど高値査定店舗で売却。直前に「iPhone SE (第3世代)発表直前」のキャンペーン情報を狙う。
  • 実行ポイント:
    1. 端末状態を「バッテリー最大容量90%以上」「外観キレイ」に保つ(査定減ポイントを避ける)
    2. 可能ならSIMロック解除+初期化済みで即買取対応可能な状態を用意
    3. WEBクーポンやアプリ限定アップ (GEO 10%UP など) を併用
  • 遅滞リスク:
    4月以降はGEO128GBで9,400円前後、256GBでも11,300円前後まで下落。今から売却を先延ばしすると、現状価格からさらに3,000~4,000円の減価が見込まれる。
  • まとめ:3月発表直前、かつ買取強化キャンペーンを開催する業者を狙い、一気に売却を完了するのが最も効率的です。