iPhone SE (第2世代) 週次買取動向レポート

最終更新: 2025年7月17日
iPhone SE (第2世代)の中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。

デバイス基本情報

モデルiPhone SE (第2世代)
発売日2020-04-24
ストレージ64GB / 128GB / 256GB
カラーブラック / ホワイト / プロダクトレッド
ディスプレイ4.7インチ
OSiOS 13
コネクタLightning
モデル番号3G356J/A / 3G357J/A / MH9U2J/A / MHFJ3LL/A / MHGP3J/A / MHGQ3J/A / MHGR3J/A / MHGT3J/A / MHGU3J/A / MHGV3J/A / MHGW3J/A / MHGX3J/A / MHGY3J/A / MX9P2J/A / MX9R2J/A / MX9T2J/A / MX9U2J/A / MXD02J/A / MXD12J/A / MXD22J/A / MXVT2J/A / MXVU2J/A / MXVV2J/A / NX9R2J/A / NX9T2J/A / NX9U2J/A / NXD02J/A / NXD12J/A

過去半年間の買取価格推移

このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。

TreMartの買取/下取り価格

AI分析・考察

■サマリー

  • 直近半年(2025年1月〜7月)のGEO買取平均価格(128GB)は、2月17日週の15,120円を頂点に、7月14日週には9,550円と37%下落。256GBも同時期の18,900円→11,559円で39%下落。(DATA_SOURCE=GEO)
  • IOSYS/JANPARAは元が低水準だが、同様に2〜3月に高値をつけ、4〜6月にかけて緩やかな下落。特にJANPARAは価格を固定しがちで変動幅小。
  • 全体として、2月の価格ピーク後は右肩下がり。とくに5月中旬にかけて急落(GEO 128GB:5/5週11,107円→5/12週9,892円)し、その後底入れ感なく推移。

■価格変動要因

  1. 新モデル・競合機種の発表タイミング
  • Pixel 8a発表(5月中旬米Google I/O)直後に中古SE価格が急落。5/5週→5/12週のGEO128GBで▼1,215円(11,107→9,892円)、256GBで▼1,809円(14,057→12,866円)。「安価な新ミッドレンジAndroid」の登場で、一部需要がそちらへ分散したと推察。
  1. OSサポート継続による下支え
  • WWDC 6月初旬に発表されたiOS 18対応機種にSE(第2世代)が残留。これにより「サポート切れ前の駆け込み需要」がなく、大幅下落は回避。実際、6月以降はGEO128GBで9,400〜9,900円と底固め。
  1. 為替・景気動向
  • 2025年前半の円安ドル高は、新品iPhoneの円建て価格上昇→中古への逆転需要を促し得たが、SE(第2世代)は「4年超モデル」であり、新品との差が縮小。結果、為替メリットは薄れ価格は下落基調が優勢。

■今後の予測

  • 短期(〜9月):価格は現状の底(GEO128GB:9,400円前後)を維持のまま、新型iPhone 17発表前後に小幅下落。競合Android Aシリーズの追加投入があれば、さらに▼300〜500円の調整余地。
  • 中長期(秋以降〜):秋のiPhone 17投入で「製造中止リスト入り」観測が高まり、需給が一層悪化。サポート+新品中古流通網見直し局面で、128GBモデルは8,000円台前半、64GBは7,000円台前半まで下落する恐れ。
  • 外部要因:
    ・iOS 19非対応決定→一気に二次下落(2026年春頃予想)
    ・円高進行→新品価格低下による二次需要減

■売却タイミングの提案

  • 今夏(7〜8月)中:
    ・理由:「2月ピーク以降の底値固め局面」に入っており、9月の新機種発表前に大崩れする前。5〜6月比で小反発(GEO128GB:6/23週9,405→7/14週9,550円)も見られる。
    ・容量別:256GBは直近同社平均11,559円(7/14週)と高水準を維持中。128/64GBは需給悪化が先行するため、できるだけ早期売却が望ましい。
  • 買取店の選定:
    ・GEOは他社に比べ約1,000〜2,000円高い水準を安定して提示。(例:7/14週GEO128GB9,550円 vs IOSYS11,747円※容量加味)
    ・JANPARAは底値固定ながら上値が伸びにくく、売りタイミングを逃しやすい点に注意。

(根拠:週次JSONデータのGEO/IOSYS/JANPARA平均価格推移、および2025年5月のPixel 8a発表ニュース)