iPhone SE (第2世代) 週次買取動向レポート

最終更新: 2025年5月24日
iPhone SE (第2世代)の中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。

デバイス基本情報

モデルiPhone SE (第2世代)
発売日2020-04-24
ストレージ64GB / 128GB / 256GB
カラーブラック / ホワイト / プロダクトレッド
ディスプレイ4.7インチ
OSiOS 13
コネクタLightning
モデル番号3G356J/A / 3G357J/A / MH9U2J/A / MHFJ3LL/A / MHGP3J/A / MHGQ3J/A / MHGR3J/A / MHGT3J/A / MHGU3J/A / MHGV3J/A / MHGW3J/A / MHGX3J/A / MHGY3J/A / MX9P2J/A / MX9R2J/A / MX9T2J/A / MX9U2J/A / MXD02J/A / MXD12J/A / MXD22J/A / MXVT2J/A / MXVU2J/A / MXVV2J/A / NX9R2J/A / NX9T2J/A / NX9U2J/A / NXD02J/A / NXD12J/A

過去半年間の買取価格推移

このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。

TreMartの買取/下取り価格

AI分析・考察

■サマリー

  • 価格推移概観(GEO 128GBモデル)
    ‐ 2024年11月~2025年2月中旬:平均約15,120円で推移(ピーク15141円/3月3日)
    ‐ 2月17日:15137円(半年間最高値付近)
    ‐ 3月以降:3月10日12096円→4月14日12960円→5月19日9,916円と約35%下落
    (データ参照:GEO週次平均価格)
  • 実機の立ち位置
    ‐ 2020年4月発売、A13 Bionic搭載・ホームボタン継続の「エントリープレミアム」モデル
    ‐ 同時期のAndroidミドル機(Pixel 6a/7a、Galaxy Aシリーズ)との競争激化
  • 業者間価格差
    ‐ GEO>iOSYS>JANPARAの順。128GBで最大3,500円超の差(GEO:15,120円 vs JANPARA:12,137円)

■価格変動要因

  1. 新モデルアナウンス・噂サイクル
    ‐ 1月中旬~3月:WWDC前の「次期SE」噂→旧機売却圧増&投げ売り⇒1/13以降128GBが約15,120円→14,027円へ7.3%急落(GEOデータ)
    ‐ 2月中旬:旧正月明けの需給タイト化で一時15137円まで戻すも、噂確度上昇で再度下落
  2. 為替変動(円安)
    ‐ 年初1ドル≈140円→5月150円:新品iPhone高騰で「旧機しか手が出ない」層が増加→需給アンバランスが中古放出圧力に転化
  3. 競合新モデル投入
    ‐ 3月Galaxy A55/4月Pixel 8a発表:ミドルレンジ新機が5万円前後で「ホームボタン不要」層を奪う
    ‐ カメラ性能・バッテリー持続性向上が、SE2の「旧機感」を強調

■今後の予測

  • 短期(~6月上旬)
    ‐ 「次期SE」正式発表(WWDC前後)まで型落ち売却が加速し、GEO128GBは9,000円前後、64GBは8,000円割れを想定
  • 中長期(下半期)
    ‐ 年末商戦で一時底打ち(ボーナス/クリスマス特需)→10%程度の反発余地あり
    ‐ ただし「iOSサポート終了」(発売から約6年後)のタイムラインが徐々に意識され、2026年夏に向け基本的には緩やかな下落トレンド継続

■売却タイミングの提案

  • 売却時期:今すぐ~6月上旬が最適
    ‐ 5月中旬以降も継続的に下落傾向(5/12:9,892円→5/19:9,916円の小反発は一時的)
    ‐ WWDC(6月上旬)で正式モデルが発表されると「旧SE2」需要一巡で再度ピーク割れリスク大
  • 条件/業者選定:
    ‐ GEO買取が常に最高値水準(128GBで平均1.5万円→1.1万円台に急落しているものの、他社比較で依然高値)
    ‐ 複数業者にオンライン一括査定を依頼し、競合原理を活用
    ‐ 付属品完備・初期化済・傷・バッテリー状態良好をアピールして査定アップ

※本考察は「iPhone SE(第2世代)」の週次中古買取価格データと、2025年春の新モデル発表サイクル、円安・競合新機種投入等の時事動向を根拠にしています。