iPhone 8 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年6月20日
iPhone 8の中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 8 |
---|---|
発売日 | 2017-09-22 |
ストレージ | 64GB / 128GB / 256GB |
カラー | スペースグレー / ゴールド / シルバー / プロダクトレッド |
ディスプレイ | 4.7インチ |
OS | iOS 11 |
コネクタ | Lightning |
モデル番号 | 3D056J/A / 3D058J/A / MQ6G2J/A / MQ782J/A / MQ792J/A / MQ7A2J/A / MQ842J/A / MQ852J/A / MQ862J/A / MRRY2J/A / MRT02J/A / MX172J/A / MX1D2J/A / MX1E2J/A / MX1F2J/A / NQ782J/A / NQ792J/A / NQ7A2J/A / NQ842J/A / NQ862J/A / NRRY2J/A / NX1D2J/A / NX1E2J/A / NX1F2J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 直近半年(2024年12月〜2025年6月)の「iPhone 8」中古買取価格は全体的に緩やかに下落傾向。特に1月初旬の年末年始需要ピーク(iOSYS: 128GBが約8,550円→その後6,600円台へ)を境に、季節要因の剥落後は5,000円台前後に収束。
- 業者別では iOSYS が最も高値を維持(128GB平均6,643円、256GB平均7,497円、64GB平均5,947円 ※6/2~6/9週)、GEOが中間、JANPARAが最も安価で推移。
- 容量別では256GBが常に最高、次いで128GB、64GBの順。これはリセール市場で大容量モデルの需要が根強いため。
■価格変動要因
- 年末年始の「ギフト&初売り」需要
- 根拠:iOSYSの128GB平均価格が12/30週の8,078円から1/6週に8,549円へ上昇。年末のプレゼント需要や初売りセール直後に“売り時・買い時”が拡大。
- 新型発売/OSサポート動向
- 根拠:2024年9月のiPhone 15シリーズ発表後、Apple公式買取(Trade-in)レート引き上げ→大量放出で1月以降中古相場の母数増加、価格下落圧力。さらに「iOS 18」発表(予測:2025年夏)に伴い、iOS 17対応のiPhone 8需要も峠を越す公算。
- 為替・輸入コスト
- 根拠:2025年前半の円安進行は新品輸入コストを押上げ、中古スマホへのシフトを促進。一方で、中古市場への新規流入が増え、価格の底上げには至らず。
- 他社競合&廉価版(SEシリーズ)
- 根拠:2025年中~下旬に噂される第4世代iPhone SE(SE 4)の発売観測。A15搭載で価格帯も手頃、iPhone 8のリセール需要を直接奪う可能性大。
■今後の予測
- 夏〜秋:iOS 18対応機種リスト画定(7月頃発表→8月リリース)が価格下落のターニングポイント。サポート外機種として扱われ始め、下落率は5–10%程度加速。
- 秋:iPhone SE 4発売(噂)により低価格帯スマホ市場が活性化、中古iPhone 8の需要が一段と後退。256GBモデルでもGEOで6,000円割れ、iOSYSでも6,000円台前半の可能性。
- 為替回復局面(円高進行)時には一時的な底堅さもあるが、ソフトウェアサポート終了の打撃を相殺できる程ではない。
■売却タイミングの提案
- ベストタイミング:2025年6月中
- 理由:iOS 18発表前の「最後の高値期」。直近6/2~6/9週のiOSYS平均価格(128GB:6,900円、256GB:7,497円、64GB:5,947円)はサポート終了後の底値推移前のピークに近い。
- 売却先選択:iOSYS(または同等大手)
- 理由:同一週のGEO比で+23~45%高。信頼性の高い在庫回転と“高価下取りキャンペーン”実施頻度が要因。
- モデル別優先順位:256GB>128GB>64GB
- 理由:大容量モデルは一貫して需要が高く、価格が下落しにくい。特に「SE4」発表後はストレージが小さい機種ほど割安感が薄れ、中古市場で敬遠される傾向。
- リスク回避策:売却前に最新OS対応状況、SE 4発売日程の情報を要確認
- iOS 18対応外が確定すると、年内でさらに10%超の下落リスク。SE 4発売直前であれば同モデル買取キャンペーンの駆け込み需要も狙える。