iPhone 7 Plus 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年7月2日
iPhone 7 Plusの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 7 Plus |
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発売日 | 2016-09-16 |
ストレージ | 32GB / 128GB / 256GB |
カラー | ブラック / シルバー / ゴールド / ローズゴールド / ジェットブラック / プロダクトレッド |
ディスプレイ | 5.5インチ |
OS | iOS 10 |
コネクタ | Lightning |
モデル番号 | 3C392J/A / MN6F2J/A / MN6G2J/A / MN6H2J/A / MN6J2J/A / MN6K2J/A / MN6L2J/A / MN6M2J/A / MN6N2J/A / MN6P2J/A / MN6Q2J/A / MNQP2ZP/A / MNR92J/A / MNRA2J/A / MNRC2J/A / MNRD2J/A / MPR22J/A / MPRE2J/A / NN6J2J/A / NN6P2J/A / NNRD2J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 価格推移の概観
- 2025年1月~4月末まではGEO(128GB:8,177円前後/256GB:10,337円前後/32GB:6,017円前後)、IOSYSもほぼ横ばい推移。
- 5月以降、GEO128GBが8,177円→7,495円→6,010円へ、IOSYS128GBも7,725円→6,052円→5,940円へと約25~30%下落(データ:2025-05-05~06-09週)。
- JANPARAは常時3,000円前後と低水準で推移。
- 注目すべき変化点
- 「2025年5月第1週」を境に主要販路(GEO・IOSYS)で急落開始。
- 大容量(256GB)よりも小容量(32GB)の下落率が大きく、廉価モデル需要の縮小が顕著。
■価格変動要因
- iOSサポート外による需要縮小
- 根拠:iPhone 7 PlusはiOS 17非対応(公式発表:2023年秋)。セキュリティ・新機能更新切れが中古需要を直撃。
- データ:サポート外となることで5月に入って需要急減。GEO32GBでは6,017円→4,705円(▲22%)と顕著に下落。
- 新モデル発表・大規模トレードインの供給増
- 根拠:2025年4月末~5月にかけて、廉価版iPhone SE(第4世代)やAndroidミドル機の大型セール報道(Webニュース参照)に伴い、iPhoneトレードインが増加。
- データ:販売店への流入在庫増でJANPARAの最低価格が50円(2025-02-03週)→230円(2025-05-05週)と原価割れレベルまで下落。
- 競合機種の中古価格低下
- 根拠:同時期にiPhone 8/SE(第2世代)が中古相場5,000~8,000円帯でセール展開。
- データ:条件・スペック面で最新OS対応のiPhone 8にユーザーが流出。GEO128GBの下落(8,177円→6,010円、▲26%)はこれが一因。
■今後の予測
- 短期(~9月)
- さらなる下落余地:iPhone 16発表(例年9月)前のトレードイン増加により供給過多。GEO128GBは6,000円台前半まで一時的に到達か。
- 下落ペースは鈍化:既に主要ユーザー層を失い、底値付近に接近。
- 中長期(年末以降)
- 微回復可能性:新型発表後、最新モデルを買えない入門層が「セキュリティは自己判断でOK」の中古7 Plusに流入。4,000~5,000円レンジで安定化。
- 為替・政策要因:円安局面が継続すれば輸入中古Android相場が上昇し、相対的にiPhone 7 Plusも下支え。
■売却タイミングの提案
- 売却推奨時期:最も急落が始まる前の「2025年6月中旬まで」
- 根拠:5月初旬の下落トリガー顕在化後、6月以降も下落幅継続中(GEO128GBは6/9週に5月比▲27%)。
- 容量別の狙い目
- 256GB:需要が残りやすく、GEOでは7,495円→7,495円(5月→6月初旬と横ばい)と底堅い。
- 32GBは需給逼迫でさらに下落余地が大きく、手放しタイミングを見誤ると3,000円割れも。
- 売却条件
- OSバージョンは最新(iOS 15)に保ち、初期化+純正付属品と化粧箱があれば業者買取上乗せが期待(買取業者プロモーション案件参照)。
- GEO・IOSYSのキャンペーン(ポイント還元/アップグレード割増)適用時を活用し、「現金+店頭ポイント合算」で実質レートを最大化。
以上、データの急落フェーズと時事ニュース(iOSサポート終了/新機種トレードイン増)の突合を踏まえ、6月中の売却が最も合理的と考えます。