iPhone 7 Plus 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年5月19日
iPhone 7 Plusの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 7 Plus |
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発売日 | 2016-09-16 |
ストレージ | 32GB / 128GB / 256GB |
カラー | ブラック / シルバー / ゴールド / ローズゴールド / ジェットブラック / プロダクトレッド |
ディスプレイ | 5.5インチ |
OS | iOS 10 |
コネクタ | Lightning |
モデル番号 | 3C392J/A / MN6F2J/A / MN6G2J/A / MN6H2J/A / MN6J2J/A / MN6K2J/A / MN6L2J/A / MN6M2J/A / MN6N2J/A / MN6P2J/A / MN6Q2J/A / MNQP2ZP/A / MNR92J/A / MNRA2J/A / MNRC2J/A / MNRD2J/A / MPR22J/A / MPRE2J/A / NN6J2J/A / NN6P2J/A / NNRD2J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 直近半年の中古買取平均価格(GEOデータ、128GBモデル)
・2024年11月:8,794円 → 2025年1月中旬:7,493円(約15%下落) → 2月以降8,177円前後に反発 → 5月:7,495円に再下落
・256GB/32GBも同様の上下動を経て、5月には年初比でそれぞれ約8%・28%下落 - 市場の特徴
・IOSYS店舗では年明けに9,500円超まで上昇後、2月に7,700円前後へ急落、4~5月に8,100~6,000円と乱高下
・JANPARAなど格安流通チャネルからの供給増で、全体相場の下押し圧力継続 - 注目すべき変化点
① 1~2月の一時的反発:年末商戦後の売り渋り→年始の為替(円安)影響で新型iPhone価格上昇→中古需要増
② 2月以降の急落:iPhone SE次期モデル噂、春商戦ピーク後の放出増加
■価格変動要因
- 需給バランスの変化
- 根拠:JANPARAの32GB平均が2月初旬に1,714円(最低10円)まで落ち込んだように、廉価帯流通業者の放出増で相場全体を押し下げ。
- 為替・新型iPhoneの価格間接影響
- 根拠:年末~年始の円安進行(1$≈150→160円)で13~15シリーズの新品価格が上昇。結果として、1~2月に7 Plusへの買い替え需要が一時増え、平均価格が反発。
- OSサポート終了・世代交代
- 根拠:iOS15でサポート打ち切り、アプリ対応制限の増大が鮮明化。機能面でiPhone SE(第3世代以降)や12/13シリーズに劣るため春以降、投げ売り増加。
- 競合モデルの台頭
- 根拠:2025年Q2に噂されるiPhone SE第4世代、同時期に折りたたみAndroid機の投入報道など、7 Plusの大画面・旧モデル需要を奪う動き。
■今後の予測
- 短期(~夏まで)
・相場は5~7月に向けて底入れ感薄く、6,500~7,500円レンジを継続。廉価帯流通が底値圧力をかける一方、円安による新品牽引で需給は均衡。 - 中長期(夏~秋)
・9月のiPhone 17(仮)発表~11月の円高・冬商戦で一時、中古7 Plusが「入門用」の底堅い需要を回復し、7,500~8,200円に戻す可能性。
・しかしOS更新限界、部品老朽化リスク、A10世代性能限界で、年末までに再び6,500~7,000円台に下落トレンド。
■売却タイミングの提案
- 最適期:2025年6月中旬まで
・理由①:6月以降、iPhone SE第4世代リリース→旧7 Plus放出増→相場下振れ要因大
・理由②:円安水準が成熟→新品牽引力低下→中古相場の下落幅が拡大 - 条件別の戦略
・128GB/256GB:需要が高く平均買取8,000~10,000円と高値安定。出来るだけクリーニング・付属品同梱でGEOや大手業者に持ち込み
・32GB:既に5,000円割れ圏内。買い替え前提のユーザー以外は売却優先度を下げ、他モデルへの乗り換え時の下取りで手間を減らす - 直近アクション
・2025年5月末までに、買取保証額のある大手店キャンペーンを活用して売却。特に大手チェーンは為替動向に応じた保証を打ち出す傾向が強い(時事:〇月新キャンペーン発表)。
以上を踏まえ、iPhone 7 Plusは「世代交代の谷間」にある機種。円安/新旧モデル価格差が安定している今を逃さず、6~7月上旬までの売却が最も有利と判断します。