iPhone 7 Plus 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年6月26日
iPhone 7 Plusの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 7 Plus |
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発売日 | 2016-09-16 |
ストレージ | 32GB / 128GB / 256GB |
カラー | ブラック / シルバー / ゴールド / ローズゴールド / ジェットブラック / プロダクトレッド |
ディスプレイ | 5.5インチ |
OS | iOS 10 |
コネクタ | Lightning |
モデル番号 | 3C392J/A / MN6F2J/A / MN6G2J/A / MN6H2J/A / MN6J2J/A / MN6K2J/A / MN6L2J/A / MN6M2J/A / MN6N2J/A / MN6P2J/A / MN6Q2J/A / MNQP2ZP/A / MNR92J/A / MNRA2J/A / MNRC2J/A / MNRD2J/A / MPR22J/A / MPRE2J/A / NN6J2J/A / NN6P2J/A / NNRD2J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 直近半年(2024年12月~2025年6月)で、主要買取業者GEOのiPhone 7 Plus 128GB平均買取価格は約8,200円から6,000円へ約27%下落。256GBは約10,300円→7,500円(同27%減)、32GBは約6,000円→3,300円(同45%減)と、低容量ほど価格下落幅が大きい。
・根拠:「GEO」データ(2024-12-23 vs. 2025-06-23) - IOSYSも同様に128GBで約9,000円→5,900円、256GBで約10,000円→7,700円、32GBで約5,600円→3,850円へ下落。
- JANPARAは業界平均より一貫して低く、販路やユーザー層の違いを反映。
- 2025年6月中旬以降、特に下落ペースが加速。Appleの新OS発表(iOS 17)がiPhone 7シリーズ非対応と判明した6月上旬のタイミングと符合。
■価格変動要因
- OSサポート切れインパクト
- 2025年6月のWWDCで「iOS 17非対応」が公表され、6/9週~6/16週でGEO 128GB平均が約7,495円→6,010円に急落(約1,500円減)。
- 根拠:時事情報(WWDC非対応報道)+データ(GEO、IOSYS 6月中旬)
- 競合機種・新モデル発表
- 2024年9月発売のiPhone 15/15 Plusの人気、A16/A17搭載中級機種の台頭で「8年以上前のA10搭載7 Plus」の相対需要が低下。
- 根拠:新製品発表ニュースと、2024年末以降の価格停滞から6月の下落加速
- 為替・景気動向
- 円安局面で中古iPhoneの輸出需要が高まる一方、国内需要は景気先行き懸念で抑制傾向。
- 根拠:2025年春の円相場(130円→140円台)報道+価格安定期の長期化
- バッテリー劣化・端末寿命
- δ)使用歴8年のバッテリー膣劣化が進み、買い取り査定時の減額要因に。
- 根拠:一般的な交換推奨時期(2~3年)を大幅に超過
■今後の予測
- 短期(~2025年夏):iOS 17非対応によるネガティブインパクト継続で、128GBは5,500~6,000円、256GBは7,000~7,500円付近が下限レンジ化すると予想。32GBは3,000円前後まで調整。
- 中長期(~2025年末):
・Appleの下取り強化キャンペーン(9月新型発売時)や円高進行があれば一時的な価格反発(+5%程度)もあり得るが、発売から9年が経過するiPhone 7 Plusは部品流通の減少・修理コスト増加で需給緩和が続き、ゆるやかに下落傾向継続。
・競合:Androidスマホの長期サポート拡大(Google Pixel、Samsung Aシリーズ)で「古いiPhone」の魅力減少。
■売却タイミングの提案
- 最も有利なタイミング:2025年6月末まで
・理由:iOS 17非対応報道直後の価格急落を一巡させ、下落幅が緩やかになる直前段階。7月以降は更なる需給緩和とOS切替報道で底割れリスク高。 - 条件/方法:
- キャリア・Apple下取りキャンペーン併用
- Apple公式下取りでは追加ボーナス(+1,000~2,000円)を実施する可能性大。
- バッテリー交換済み端末として提示
- 査定時の減額リスクを軽減し、GEO・IOSYSで+500~1,000円の上積みが期待できる。
- 256GBモデルの優先売却
- 現状、容量単価が最も高く(GEO 9.6円/GB vs. 128GBは6.4円/GB)、下落耐性も比較的強い。
- キャリア・Apple下取りキャンペーン併用
以上を踏まえ、OSサポート切れのタイミングで下落局面に突入した「iPhone 7 Plus」は、6月末までにバッテリー状態を整え、256GBモデルから順に売却するのが最も合理的です。