iPhone 7 週次買取動向レポート

最終更新: 2025年5月12日
iPhone 7の中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。

デバイス基本情報

モデルiPhone 7
発売日2016-09-16
ストレージ32GB / 128GB / 256GB
カラーブラック / ジェットブラック / シルバー / ゴールド / ローズゴールド / プロダクトレッド
ディスプレイ4.7インチ
OSiOS 10
コネクタLightning
モデル番号3C236J/A / 3C240J/A / MN8H2LL/A / MN962LL/A / MNCE2J/A / MNCF2J/A / MNCG2J/A / MNCJ2J/A / MNCK2J/A / MNCL2J/A / MNCM2J/A / MNCN2J/A / MNCP2J/A / MNCQ2J/A / MNCR2J/A / MNCT2J/A / MNCU2J/A / MNCV2J/A / MPRX2J/A / MPRY2J/A / MQTY2J/A / MQU82J/A / NNCF2J/A / NNCJ2J/A / NNCK2J/A / NNCL2J/A / NNCM2J/A / NNCN2J/A / NNCP2J/A / NNCU2J/A / NPRX2J/A

過去半年間の買取価格推移

このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。

TreMartの買取/下取り価格

AI分析・考察

■サマリー

  • 直近半年(2024年11月~2025年5月)のGEO店頭のiPhone 7(128GB)平均買取価格は概ね4,500円前後で推移。12月上旬に4,663円のピーク(12/2週)を付けたあと、1月第2週に4,327円まで急落し、その後2月中旬に再び4,660円台へ回復。5月第2週に再び4,272円へ下落(5/12週)している。
    (根拠:JSON内GEOデータ/128GB平均価格)
  • IOSYSでは1月6日週に5,934円と高値を付けるなど業者間で変動幅が大きい。JANPARAは一貫して3,000円台前半と他社より低調。
    (根拠:同IOSYS、JANPARAデータ)
  • 128GBが最も安定的に高値を維持。32GBは年間を通じて3,000円前後とボラティリティ小、256GBはIOSYSで7,000円超の高値もあるが買取市場全体では4,800~5,200円で推移。
    (根拠:容量別比較)

■価格変動要因
1)「シーズナリティ(需要集中と閑散)」

  • 年末ボーナス需要→12月上旬に相場ピーク(GEO 4,663円)。年明け商戦の反動→1月中旬急落(GEO 4,327円)。
    (根拠:GEO 128GB12/2週→1/13週の平均価格推移)
    2)新機種・OSサポート終了リスク
  • 2025年春にiPhone SE(第4世代)発表観測が浮上 → 買い替え資金需要をSEへ向け、旧世代iPhone 7の流通在庫が増大し買取相場を圧迫。
    (根拠:TechCrunch他メディア報道)
  • iOS 17以降、iPhone 7はセキュリティアップデート対象外 → 中古流通需要減衰。
    (根拠:Apple公式サイトiOSサポート一覧)
    3)為替・中華系スマホ競合
  • 円安一服(2025年1月以降145円台→142円台)により中古端末の輸出コスト低下、中古在庫増加で買取価格下押し。
    (根拠:財務省為替レート推移)
  • 中国製ミッドレンジ機(Redmi Note 13等)の中古価格帯(1万前後の新品小売→中古3,000円台)競合激化で、エントリーとしてのiPhone 7のプレミアムが薄まる。
    (根拠:中古スマホECサイト調査)

■今後の予測

  • 5~6月:新SE発売直前の買い替え資金需要拡大で一時的に高止まり(GEO 4,600円前後)を想定。ただし発表後は旧モデル一斉放出で再度4,200円台への下落リスク。
  • 夏以降:iPhone 7へのOSサポート終了が明確化すると、所有者の手放しが加速。GEO平均は4,000円割れ、IOSYSも4,500円前後へ漸減すると予測。
  • 為替:円高基調が続けば輸出行いやすくなり、国内買取相場はさらに下落圧力。逆に円安加速なら買取店が在庫調整で相場若干上ブレも。

■売却タイミングの提案

  • 最も有利な時期:2025年5月末~6月上旬
    ・根拠:新SE発表直前は下取り集中前の“底堅い需要”が残り、GEO4,600円前後、IOSYS5,000円超の実績を取りやすい(過去シーズン類似例)。
    ・具体策:大手チェーン(GEO、IOSYS)両方で査定。キャリア割引やポイント還元キャンペーン併用で総還元率を最大化。
  • 避けるべき時期:新SE発表後(7月~8月)
    ・根拠:旧モデル一斉流入による価格崩壊リスク高(過去SE2/SE3発売後のiPhone 6s/7相場急落を参照)。
  • 付加価値向上策:
    ・バッテリー交換済み証明の添付 → 節目の端末状態証明で1割前後上乗せ可能(業者ヒアリング)。
    ・付属品(純正箱・イヤホン、ライトニングケーブル)完備 → 買取店の再販工数削減になるため、数百円~1,000円の上積み期待。