iPhone 6s Plus 週次買取動向レポート
デバイス基本情報
モデル | iPhone 6s Plus |
---|---|
発売日 | 2015-09-25 |
ストレージ | 16GB / 32GB / 64GB / 128GB |
カラー | ローズゴールド / スペースグレー / シルバー / ゴールド |
ディスプレイ | 5.5インチ |
OS | iOS 9 |
コネクタ | Lightning |
モデル番号 | 3A535J/A / MKU12J/A / MKU22J/A / MKU32J/A / MKU52J/A / MKU62J/A / MKU72J/A / MKU82J/A / MKU92J/A / MKUD2J/A / MKUE2J/A / MKUF2J/A / MKUG2J/A / MN2V2J/A / MN2W2J/A / MN2X2J/A / MN2Y2J/A / NKU12J/A / NKU52J/A / NKU62J/A / NKU92J/A / NKUD2J/A / NKUG2J/A / NN2Y2J/A |
過去半年間の買取価格推移
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
価格推移の全体像
・GEO:2024年11月の128GB平均約5,700円から12月末に約4,600円へ下落。以降も緩やかに下落し、2025年5月中旬には約3,755円まで低下。
・IOSYS:同時期は約5,430円→年明け(1/6)に6,032円のピーク。その後2月に4,770円まで下落するも、2月下旬・4月下旬に5,200~5,300円へ短期反発。5月中旬は約4,830円で安定。
・JANPARA:他社比で著しく低く、11月~2月は約500~824円、3月末以降は約1,500~2,300円に一時上昇するも、5月には再び1,200円前後へ下降。ソース間・容量間の差
・常に128GB>64GB>32GB>16GBの順で高値。
・取引量が多いGEOは安定、IOSYSはプロモーションの影響大、JANPARAは極端に安値。
■価格変動要因
年末商戦・年始キャンペーン(GEOの12月→1月大幅下落/IOSYSの1月ピーク)
根拠:
・GEO:12月23日週の128GBが5,400円→12月30日週に4,628円へ急落(消費者の年末一巡後、売却需要増)。
・IOSYS:年末年始に買取強化キャンペーンを実施し、1月6日週に6,032円へ到達。春節・新学期需要(2月中旬~下旬の短期反発)
根拠:
・IOSYS:2月3日週(4,915円)→2月24日週(5,220円)と約300円上昇。中国春節や新学期前のスマホ需要増に連動。中古スマホ市場の「陳腐化進行」
根拠:
・リリースから約9年経過し、iOSサポート停止やバッテリー劣化で性能面・安心感が低下。結果、需給バランスは供給超過傾向で、GEOを中心に長期的下落トレンドを形成。他世代・他社競合モデルの増加
根拠:
・2024年9月発売のiPhone 15シリーズや2025年噂の新SEモデルへの注目移行で、6s Plusへの需要減。特に16~32GBモデルは価格下落幅が顕著(GEOの16GBは11月3,548円→5月1,767円)。
■今後の予測
- 短期(~2025年夏):
・GEOは3,500~4,000円台を底値に、夏季商戦(お盆・夏休み)で一時的に3,800~4,200円に小反発。
・IOSYSはプロモーション次第だが、5,000円前後で推移。春節(2026年旧暦)前後に5,100~5,300円へ一時上昇可能。 - 中長期(~年末):
・iOSサポート終了(既にiOS15止まり)やバッテリー寿命で性能面の安心感がさらに低下し、中古全体価格は3,000円前後へ漸次下降。
・円相場が円安になれば新中古端末の輸入増で二次流通放出が増え、価格下押し圧力増大。
■売却タイミングの提案
- 最も高く売れるタイミング:
・「2025年1月第1週(1/6)まで」にIOSYSで128GBモデルを売却。過去半年の最高値6,032円を記録(理由:年末年始キャンペーンの恩恵)。 - 次点のチャンス:
・「2026年旧暦春節前(1月末~2月上旬)」に、IOSYSやGEOでプロモーションを狙う。2月下旬頃の短期反発実績あり。 - 避けるべき時期:
・年度末(3~4月)以降は需給過剰で価格底打ち後の下落継続ステージ。特に1~32GBモデルは価格低廉化が顕著なため、売却余力のある方は早期判断が得策。 - 容量選択の提案:
・16GB/32GBモデルはGEOで2,400~3,000円程度がピーク。128GBは上記のとおり6,000円前後。手持ちに余力があるなら上位容量ほど利益率が高い。
以上を踏まえ、iPhone 6s Plusはリリースから9年を迎え需給過剰と陳腐化進行の中、年末年始・春節のプロモーションを最大限に活用した「1月~2月売り」が最も有利と考えられます。