iPhone 6s Plus 週次買取動向レポート

最終更新: 2025年5月12日
iPhone 6s Plusの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。

デバイス基本情報

モデルiPhone 6s Plus
発売日2015-09-25
ストレージ16GB / 32GB / 64GB / 128GB
カラーローズゴールド / スペースグレー / シルバー / ゴールド
ディスプレイ5.5インチ
OSiOS 9
コネクタLightning
モデル番号3A535J/A / MKU12J/A / MKU22J/A / MKU32J/A / MKU52J/A / MKU62J/A / MKU72J/A / MKU82J/A / MKU92J/A / MKUD2J/A / MKUE2J/A / MKUF2J/A / MKUG2J/A / MN2V2J/A / MN2W2J/A / MN2X2J/A / MN2Y2J/A / NKU12J/A / NKU52J/A / NKU62J/A / NKU92J/A / NKUD2J/A / NKUG2J/A / NN2Y2J/A

過去半年間の買取価格推移

このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。

TreMartの買取/下取り価格

AI分析・考察

■サマリー

  • 2024年11月~12月中旬まで、GEOの128GBモデルは平均約5,700円、IOSYSは約5,400円と安定推移(根拠:GEO 11/11~12/09平均、IOSYS同期間)。
  • 12月下旬(12/23→12/30)にGEOは約19%下落(5,708円→4,628円)、IOSYSも年末特需明けの売り急増で約13%下落(5,438円→4,769円)。
  • 年明け~1月上旬にIOSYSは一時6,000円超に回復(1/6:6,032円、128GB)、GEOは4,600円前後で横ばい。
  • 2月~3月は再び下落基調も、春商戦・新生活需要でIOSYS128GBは3月末に5,200円超(3/24:5,199円)まで戻す局面も確認。
  • 全体として「年末商戦後の売り急増」「年度末・春商戦の需給サイクル」による明確な山谷が見られる。

■価格変動要因

  1. 新モデル発表による陳腐化圧力
     – 2024年9月のiPhone15シリーズ登場後、下位旧モデルへの注目度は下がり、年末にかけて売りが膨らんだ(GEO128GBの12/30急落)。
  2. サポート/OSアップデート切れリスク
     – iPhone6sシリーズはiOS15までサポート(2023年9月以降新OS非対応)。「セキュリティ更新終了」への懸念で中長期的に需給は増加→価格下落圧力。
  3. 季節的な需要変動
     – 年末商戦後(12月下旬)に一時的な売りが増えやすく価格が急落。一方、春先(2~4月)は学⽣・新生活需要で下取り在庫が枯渇し、IOSYSでの価格反転上昇を招いた(3/24 IOSYS128GB:5,199円)。
  4. 業者間の取込傾向
     – GEOは年末の調整後、1月以降も4,600円前後で堅持。IOSYSは販路多⾯性から需給サイクルが反映しやすく、ピークと谷の振れ幅が大きい。

■今後の予測

  • 中長期的にはOSサポート終了と新型iPhone(2025年秋予想)の発表周期で需給が上下し、全体は緩やかな下落傾向。
  • 2025年6~7月にかけて春商戦の反動減→再度谷が訪れ、GEO128GBは4,000円前後、IOSYSは4,500円付近まで下振れの可能性(過去年末と年度替わりの動きから類推)。
  • 2025年秋(9月頃)にiPhone17/SE新機種発表で大きな売り出し→一時的に3,000円台前半まで急落するリスク。ただし、同時に春同様の買い替え資金需要も一部価格支え要因。
  • 為替変動・政策要因は円安一段高でも旧機種には波及小。中古の供給増減、Apple公式下取り強化キャンペーンが最もインパクト大。

■売却タイミングの提案

  1. 2025年4~5月上旬の「春ピーク狙い」
     – IOSYS128GBの4/28高値5,287円を参考に、清掃・バッテリー容量80%以上・画面キズなしの良品を用意すれば、4,800~5,200円程度での買取期待値が高い(根拠:IOSYS4/21~4/28データ)。
  2. 年度末前の2月中旬~3月初旬も二次波
     – GEO128GBは2/17~3/3に4,600円台で下支え(根拠:GEO2/17・3/3データ)。春商戦前の需給ひっ迫を取り込むタイミング。
  3. 売却条件の最適化
     – 容量別では128GBが最も単価安定、16/32GBは3千円割れリスク大(GEO1/27~2/10で32GBが2,700円台)。
     – 業者を跨いだ見積比較を活用し、IOSYSとGEOの2社競合を演出すると約5%上乗せも狙える。
  4. 避けるべきタイミング
     – 新モデル発表前後(9月)および年末(12月下旬)は売り圧大→3,000円台前半まで暴落リスク。

以上を踏まえ、今春の新生活需要ピークを逃さず、特に4月上旬~5月初旬の買取強化期間に良コンディション品を128GBで売却するのが最も高値を実現しやすいと判断します。