iPhone 6の中古買取動向・価格推移レポート | TreMart

モデル	iPhone 6
発売日	2014-09-19
ストレージ	16GB / 32GB / 64GB / 128GB
カラー	スペースグレー / シルバー / ゴールド
ディスプレイ	4.7インチ
OS	iOS 8
コネクタ	Lightning
モデル番号	3A018J/A / 3A019J/A / FQ3D2J/A / MG472J/A / MG482J/A / MG492J/A / MG4A2J/A / MG4C2J/A / MG4E2J/A / MG4F2J/A / MG4H2J/A / MG4J2J/A / MQ3D2J/A / NG482J/A / NG4A2J/A / NG4E2J/A / NG4F2J/A

■サマリー

直近半年（2024年11月～2025年5月）のGEO買取平均価格を見ると、128GBは2,235円前後で安定。16GB～64GBは年末（12月末）に若干上振れ、1月中旬に大きく下落、2月中旬に回復した後はほぼ横ばい（例：32GBは12/30に960円→1/13に891円→2/17以降975円で安定）。
JANPARAの査定額は全容量130～300円程度で推移。市場としてはGEOが上位帯（高品質品）を、JANPARAが超廉価帯（ジャンク・動作保証外品）を主に扱っている構図。
年末需要による「在庫枯れ→高値維持」と、新年の旧モデル一斉放出による「供給過多→一時下落」が明確に現れた点が最大の変化要因。

■価格変動要因

年末の買い替え・ギフト需要（データ根拠：GEOの128GB・32GBが12月23日～30日に微上昇／32GB：1,260円→960円の下落前に一時高値）
- iPhone 6は2014年発売、旧機種ながら「サブ端末」「キッズ用」「IoT連携用」として年末需要が底堅く継続。
新年の一斉放出（データ根拠：1月13日～20日に全モデルが平均¥200～¥500程度下落）
- iPhone 15シリーズのキャリア一括0円終了後、SIMフリー品や下取りを経て中古市場に流入。iPhone 6も例外なく供給過多となり、1月中旬の価格急落を招いた。
次期廉価モデル（iPhone SE 第4世代）発表予測による駆け込み売却（時事根拠：複数メディアで2025年3月にSE4発表の噂）
- 「最新SE登場後は古い6/6S系の需要がさらに萎む」との見方から、年末～年始にかけて買取業者が買取強化。
OSサポート切れによる長期需要低下
- iPhone 6はiOS12以降非対応（最新アプリ利用困難）。コレクター需要以外はマーケット自体が縮小傾向。

■今後の予測

128GBはGEO中心に2,000～2,200円で推移。3月のSE4発表前後に駆け込み売却増加で一時的に1,800円台前半まで下振れる可能性。
16GB/32GBは需要が薄いため、1,000円未満レンジ（16GB:600～700円、32GB:900～1,000円）が上限。SE4発表後は800円前後まで再度下落見込み。
為替面では円安が進むと新品価格上昇→中古の「お手頃端末」需要が相対的に底堅くなるが、iPhone 6には影響限定的。
政策面（中古スマホの流通規制強化など）は中長期的リスク。即時には価格変動要素とならないが、流通コスト増で小ロット業者の買取条件が厳格化する可能性あり。

■売却タイミングの提案

最も有利なタイミング：3月上旬（SE4発表前の駆け込み最終期）
根拠：GEOの128GBは1月20日～2月10日に2,048円→2,235円へ回復。SE4噂前の品薄感が最も強まる時期と重なるため。
推奨条件：
・128GBモデルを「完全動作・外観良好」でGEO系高額業者へ。1～2割程度のプレミア期待可。
・16GB/32GBは、GEOよりJANPARA同時査定でジャンク混載売却。手間をかけず在庫圧縮しつつ数百円を回収。
避けるべき時期：1月中旬（1/13～1/27）
根拠：同期間は全容量で平均¥300～¥500の下落トレンド。市場への供給過多により底値圏。

以上の通り、iPhone 6は大枠で需給サイクル（年末・年明け・新型発表）が価格を動かす主要因。スペック・世代的限界を踏まえつつ、「次世代廉価モデル発表前」を狙うのが最適です。

iPhone 6 週次買取動向レポート