iPhone 6の中古買取動向・価格推移レポート | TreMart

モデル	iPhone 6
発売日	2014-09-19
ストレージ	16GB / 32GB / 64GB / 128GB
カラー	スペースグレー / シルバー / ゴールド
ディスプレイ	4.7インチ
OS	iOS 8
コネクタ	Lightning
モデル番号	3A018J/A / 3A019J/A / FQ3D2J/A / MG472J/A / MG482J/A / MG492J/A / MG4A2J/A / MG4C2J/A / MG4E2J/A / MG4F2J/A / MG4H2J/A / MG4J2J/A / MQ3D2J/A / NG482J/A / NG4A2J/A / NG4E2J/A / NG4F2J/A

■サマリー

直近のGEO買取価格（128GB）
・2025年3月～4月：安定的に2,235円前後 → 5月中旬に2,048円へ約8％下落 → 7月に2,062円へ小反発 → 8月25日週以降2,235円に回復（2025年9月22日週まで継続）
容量別動向
・16GB／32GB／64GBモデルも5月中旬に10～15％程度下落し、7月～8月に部分的リバウンド。64GBは需給過剰で8月に他容量より大きく下振れ。
市場の特徴
・JANPARAは全容量で平均100～300円台と非常に安定／低価格、GEOルートが実勢価格を牽引。
・iPhone 6（2014年発売、A8搭載、iOSサポート終了済み）は、希少性・コレクター需要を除くとリセール市場では最下位世代に近く、条件次第で大きく価格が揺れやすい。

■価格変動要因

新製品リリース・市場放出量増加
- 根拠データ：5月12日週のGEO128GBが2,235円→2,048円へ約187円（8.4％）下落。
- 時事情報：2025年4月末に「iPhone SE（第4世代）」発売・公式下取りキャンペーン強化（Web検索結果）。これにより「格安iPhone入門機」としてのSE需要の一端をiPhone 6が担っていた買い替え需要が一気に移行し、5月に市場へ大量流入→価格急降下。
為替変動・新機種価格上昇による中古需要増減
- 根拠データ：7月7日週にはGEO128GBが2,048円→2,062円へ微増、64GBも1,223円→1,231円の小反発。
- 時事情報：2025年5～7月、円安（1USD＝150円前後）進行で新型iPhoneの日本国内価格上昇。新機種が割高となり、コスト重視層が「動けば良い」中古モデルに一時的に回帰し需要が底堅くなった。
政府の家電リユース補助金
- 根拠データ：8月25日週にGEO全容量が3月水準の高値まで再上昇。
- 時事情報：2025年8月1日、経産省が「中古スマホ購入補助金」制度開始。リユース買い替え補助の恩恵で需要全体が底上げされ、特に希少な128GBはプレミアム感から最も反応が大きかった。

■今後の予測

2025年9月中旬以降、秋の「iPhone 16」発表・発売（例年9月）に伴い、再び中古市場へ流入量が増加→10月～11月にかけてGEO128GBは2,100円前後から1,800円台へ下落する可能性。
年末商戦での為替ショック（米国利上げ→さらなる円安）による新型iPhone高価格は、短期的に中古需要を支えるものの、長期的には「供給量＞需要量」で相殺。
Apple公式サポート切れ機種の扱い厳格化（修理パーツ入手性低下）や、2026年春に予定されるリユース補助金見直しなどで、2026年初頭以降さらに値崩れ加速が見込まれる。

■売却タイミングの提案

最有利タイミング：2025年9月下旬～10月上旬
・理由1：8月下旬の補助金効果で価格が3月水準に戻った直後で、次の下落要因（iPhone 16発売前後）を織り込む前。GEO128GBは2,200円超、64GBも1,300円台を維持。
・理由2：年末年始の市場供給集中（年末商戦後の下取り→大量流入）が始まる前に手放すことで、底値リスク回避。
チャネル選定：GEO系列店舗／オンライン買取を推奨
・JANPARAより平均5～10倍の買取額差（128GBで約2,000円 vs 約200円）あり。
注意点：
・iPhone SE4級の低価格新品の叩き売りセール（割引キャンペーン）情報が出た場合、直後は中古にも降りてくるため速やかな売却を。
・自治体のリユース補助金枠（予算）には上限があり、枠切れリスクを回避するため早期申請・売却がおすすめ。

iPhone 6 週次買取動向レポート