iPhone 5c 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年9月25日
iPhone 5cの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 5c |
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発売日 | 2013-09-20 |
ストレージ | 16GB / 32GB |
カラー | ホワイト / イエロー / ブルー / グリーン / ピンク |
ディスプレイ | 4インチ |
OS | iOS 7 |
コネクタ | |
モデル番号 | ME541J/A / ME542J/A / ME543J/A / ME544J/A / ME545J/A / ME616J/A / MF149J/A / MF150J/A / MF151J/A / MF152J/A / MF153J/A / NF149J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 直近半年(2025年3月末~9月末)、GEO買取では16GBが約220~240円、32GBが約293~320円でほぼ下落なく横ばい推移。7月下旬の16GB≒220円、32GB≒295円から、8月25日週~9月初旬にかけて16GB≈237→241円、32GBが295→320円へと上昇。(根拠:GEO週次データ)
- 一方、JANPARAは常時30円台(最低10円)で据え置き。大手チェーン(GEO)と専門店(JANPARA)の二極化が顕著。
- iPhone 5cは2013年発売の第6世代モデル、プラスチック筐体とカラーバリエーションが特徴。iOSサポートはiOS10までで打ち切られ、一般用途では実用性低下。現在はコレクター、市場流通在庫、IoT機器用のニッチ需要が主要。
■価格変動要因
- 新型iPhone発表サイクル
- 2025年9月12日に「iPhone 16」シリーズ発表(Webニュース参照)に伴い、キャリア/量販が旧機種下取りキャンペーンを強化。旧モデル流入が8月末~9月初旬に増加し、需給バランスが一時乱れる中、希少な5cはコレクター買い戻しも重なりGEOで平均買取額が上振れ。(根拠:8/25週~9/8週のGEOデータ) - 業態別流通コスト・販路戦略
- GEOは店頭再販を前提に一定の在庫回転益を見込み、16GBでも最低120円保証、上限360円まで幅を持たせることで安定的に240円前後を維持。JANPARAはジャンク/部品取り主体で買取単価を徹底圧縮し30円台。業者選択で買取額が8倍近く変動。(根拠:GEO vs JANPARA 全週データ比較) - iOSサポート終了による実用需要の枯渇
- セキュリティアップデートが2016年末で停止したため、通信端末としての需要は事実上消滅。純粋にコレクター、市場在庫整理、部品取り需要に限定され、流動性が低い。(機種特性)
■今後の予測
- 短期(~2025年末):新モデル発表サイクル影響で需給が乱高下しにくいニッチ市場化が進み、GEO買取は240円±5円、JANPARAは30円台をキープ。特筆すべき下落要因が見当たらず、むしろコレクター向け「完動品」や希少カラーがプレミア化する局面も。
- 中長期(2026年以降):Appleが「非正規部品利用解禁」や「リペアビリティ向上」政策(EU修理権強化など)を受け、部品流通が活性化すると、5cの修理・復活モデルが増加→市場供給過多→価格は150~200円レベルまで下落する可能性。
■売却タイミングの提案
- 最有利売却時期:2025年9月上旬(新モデル発表直前)
理由:9月中旬以降、キャリア量販での「旧機種下取り」案件拡大により5cが流入増加、需給が緩む可能性大。「発表前の駆け込み販売」で最も高値水準(16GB 240円台、32GB 320円台)を確保しやすい。(根拠:8/25~9/8 GEOデータ上昇局面) - 売却先選定:
・条件重視:即金・手続簡便ならGEO店舗買取(16GB→約240円、32GB→約320円)。
・高値狙い:完動・美品かつ希少カラーの場合、ヤフオク等個人間取引で上限360~460円を狙う。(GEO MAX_PRICE実績) - 売り遅れ回避策:2025年12月末までに決済完了。2026年以降は修理・リファビッシュ市場拡大の影響で12~16GBモデルとも200円以下に沈下するリスク大。