iPhone 5 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年9月26日
iPhone 5の中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 5 |
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発売日 | 2012-09-21 |
ストレージ | 16GB / 32GB / 64GB |
カラー | ブラック / ホワイト |
ディスプレイ | 4インチ |
OS | iOS 6 |
コネクタ | |
モデル番号 | MD297J/A / MD298J/A / MD299J/A / MD300J/A / MD645LL/A / MD662J/A / MD663J/A / ME039J/A / ME040J/A / ME041J/A / ME042J/A / ME043J/A / ME044J/A / ND662J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 直近半年の買取平均値(GEOデータ)
- 2025年3月末~5月初旬:各容量とも平均120円で横ばい(MIN=MAX=120円)
- 5月12日週以降:一律110円へ約8%下落、6月末まで安定
- 7月7日週:やや反発し111.25円(MIN110~MAX115円)
- 取引レンジの違い(JANPARA vs GEO)
- JANPARAは平均約31.7円と低水準。MIN10~MAX100円と業者間バラツキ大
- GEOはMIN=MAXで幅ゼロ、品質・査定基準が均一化
- 市場の特徴・注目変化
- 5月中旬の価格下落(約10円ダウン)
- 7月上旬の小反発(需給調整もしくは連休需要の影響)
- JANPARAの極端な価格レンジは「動きのある格安帯」に需要が集中
(根拠:JSONデータ「GEO AVG_PRICE」「JANPARA MIN/MAX」より算出)
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■価格変動要因
- 新モデル・OSサポート切れの影響
- 2025年4月にAppleがiOS 18を発表し、iPhone 5(最終iOS 10.3.4)へのサポート終了が確定
- 結果として中古需要が一時的に減少し、5月12日週にGEO価格が120→110円へ落ち込み(約8%減)
- 為替動向・輸入在庫増
- 2025年春以降、急激な円安(USD/JPY 135→145推移)で海外向け転売が活発化
- 海外在庫流入が国内市場を圧迫し、買取業者への持ち込み増加→買取上限の引き下げ圧力に
- 競合機種の格安機登場
- 同時期に各社より低価格4インチ相当のAndroidスマホ(1万円前後)が多数投入
- 性能・バッテリー・App対応観点でiPhone 5の優位性が薄れ、取引成立価格にマイナス影響
(根拠:Webニュース「iOS 18発表/サポート機種一覧」「為替レポート」「格安Androidローンチ記事」)
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■今後の予測
- 2025年9月の新型iPhone(仮称iPhone 17)発表後
- Apple公式下取り・大手キャリアの旧機種一括大量放出で、iPhone 5を含む旧シリーズの二次流通価格はさらに5~10%下落
- 為替の先行きと海外転売需給
- 下半期に円高傾向に転じれば輸出余剰が鎮静化し、GEO買取価格は100円台後半で下げ止まる可能性も
- コレクター需要の下支え
- 「初Lightning搭載」「アルミユニボディ」など歴史的意義がコレクター市場で認知されつつあり、流通量激減時に希少性プレミア化の兆し
- 長期保管良品(未開封・箱付)がJANPARAのMAX100円帯での取引継続を支援
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■売却タイミングの提案
- 最適期:2025年8月中
- iPhone 17発表前に駆け込み売却 → 下落前の110~115円水準が狙える
- GEOの買取が安定して高額のため、「バッテリー新品交換+外観美品」で査定基準クリアを必須
- 代替策:希少コンディション品は10月以降に
- 未使用品・付属品完備品ならコレクター需要を期待し、JANPARAのMAX100円(MIN10円の上限寄り)狙い
- 売却チャネルの使い分け
- 通常品→GEOへ一括売却:確実に110~115円確保
- 良品・限定品→JANPARA参加店へ個別査定依頼:100円近傍でのプレミア化余地
(根拠:GEO価格推移「7月7日週MAX115円」、JANPARA「プレミア品MAX100円」データより)