iPhone 16 Pro Max 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年6月24日
iPhone 16 Pro Maxの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 16 Pro Max |
---|---|
発売日 | 2024-09-20 |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB |
カラー | ブラックチタニウム / ホワイトチタニウム / ナチュラルチタニウム / デザートチタニウム |
ディスプレイ | 6.9インチ |
OS | iOS 18 |
コネクタ | USB Type-C |
モデル番号 | MYWG3J/A / MYWH3J/A / MYWJ3J/A / MYWK3J/A / MYWL3J/A / MYWM3J/A / MYWN3J/A / MYWP3J/A / MYWQ3J/A / MYWR3J/A / MYWT3J/A / MYWU3J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 直近半年(2024年12月~2025年6月)の推移を見ると、iPhone 16 Pro Max(1TBモデル)のGEO買取平均は年明け以降162,000円で横ばいだったものが、1~2月に148,500円に下落。その後も145,000~148,000円付近で安定。一方、IOSYSやJANPARAは1月末にIOSYSで約166,000円、JANPARAで約151,900円を記録後、3~6月にかけて約130,000円前後まで約20%下落(根拠:JSON内各社週次データ)。
- 容量別では256GBが約115,000~130,000円、512GBが約133,000~146,000円で動き、容量が大きいほど価格下落幅が大きい傾向。特にIOSYSの512GBは1月:約147,000円→6月:約117,000円と約20%ダウン(根拠:IOSYSデータ)。
- 市場特徴として、年末のホリデーシーズンから年明けにかけて円安が進行(2025年1月:USD/JPY≒150→3月:155前後)、新品iPhoneの店頭価格上昇を背景に中古需要が高まり買取価格が高止まり。その後、春以降に「次期iPhone 17」リーク情報の拡散や競合Androidの大型セール(例:Samsung Galaxy S24 Ultra春モデル値下げ)が拍車をかけ、需要先食いの一環で価格が漸減。
■価格変動要因
- 為替変動(円安・円高)
- 根拠:2025年1月時点のUSD/JPY≒150→3月155。円安により国内新品価格が上昇し、中古需要が増加。GEOやJANPARAの1TBモデル買取平均が12月末~1月初にかけ162,000円で高値を維持した背景(GEOデータ)。
- 新機種サイクル
- 根拠:Apple公式発表では次期「iPhone 17」発表時期が2025年9月と予想。春先からのリークニュースに伴い「売り先行」「買い待ち」が顕著化し、IOSYSの1TBモデルが1月末166,000円→6月末131,000円と約35,000円(約21%)下落。
- 競合製品プロモーション
- 根拠:2025年3月、SamsungがS24 Ultra春モデル一部割引キャンペーンを実施。Androidフラッグシップへの乗り換え流出が一定発生し、512GBモデルの需要低下(IOSYS512GB:3月3日週129,000円、3月10日週129,000円と横ばい→以降減少)。
- 時間経過による経年劣化と在庫増加
- 根拠:発売から9か月が経過し、市場在庫が増加。JANPARAの256GBモデル平均が1月:117,800円→6月:109,500円に約7%下落している点からも、需給過多が効いている(JANPARAデータ)。
■今後の予測
- 2025年夏~秋(7~9月)にかけて、現行16 Pro Maxは発表から1年近く経過し、更なる下落圧力が想定される。特に8月以降は「iPhone 17」発表直前の売り圧力増大で、IOSYS1TBが130,000円→120,000円割れ、GEO1TBも148,500円→140,000円付近への下振れリスクあり。
- 為替面では、米国利上げ停滞・日本金融緩和継続により円安基調継続なら、新品との価格差圧縮が進み中古価格の下落は鈍化。また、万一円高に振れれば逆に中古価格の押し上げ要因となる(過去データ:2024年12月円高進行時にGEOが162,000円を維持)。
- OSアップデート(iOS 18→iOS 19)やバッテリー交換プログラム延長の発表があれば、製品寿命延命期待から下落幅は緩やかに。だが新機種発売前の需給ピークを超えるタイミングでは大きな下落トレンド継続。
■売却タイミングの提案
- 結論:2025年7月末までに売却を完了させる。
理由:- 「次期iPhone 17」リークが本格化する8月以降、市場に「売り待ち」圧力が強まり、中古相場が一気に約10%下落する可能性大(根拠:1月末→6月下旬の下落率と同程度)。
- 為替が急激な円高転換(USD/JPY 150→145未満)でも短期的には期待しづらく、円安継続なら中古供給過多が加速しプラス要因は小さい。
- 容量別最適売却条件:
・1TBモデル:買取店間で価格差が最も大きい(GEOとIOSYSで約15,000円差)。GEO162,000円水準で買い取りが確約されているうちに売却。
・256GB/512GBモデル:IOSYSは変動が激しいため、JANPARA安定水準(256GB約111,000円、512GB約128,000円)をベースに、IOSYS査定が111%以上(約123,000円/約138,000円)なら即売却。 - 売却前準備:シーズン後半の需給緩和を避けるため、発売から9か月以内の美品ストックであることを強調。付属品完備やバッテリー交換履歴の提示でプレミアム査定を狙う。