iPhone 16 Pro Max 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年7月2日
iPhone 16 Pro Maxの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 16 Pro Max |
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発売日 | 2024-09-20 |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB |
カラー | ブラックチタニウム / ホワイトチタニウム / ナチュラルチタニウム / デザートチタニウム |
ディスプレイ | 6.9インチ |
OS | iOS 18 |
コネクタ | USB Type-C |
モデル番号 | MYWG3J/A / MYWH3J/A / MYWJ3J/A / MYWK3J/A / MYWL3J/A / MYWM3J/A / MYWN3J/A / MYWP3J/A / MYWQ3J/A / MYWR3J/A / MYWT3J/A / MYWU3J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 価格推移の概観
- 1TBモデル(GEO調べ)は2025年1月初旬まで平均162,000円で横ばい。その後3月末に148,500円へ約8%下落、6月末には146,520円までさらに下落(–10%弱)。
- 256GB/512GBも同様に、129,600円→118,800円→112,860円(256GB)、145,800円→133,650円→128,700円(512GB)と段階的に低下。
- 市場の特徴
- 年明け~決算期(1~2月)はキャリアの下取り増・ボーナス時期で供給過多→相場横ばい。
- 3~4月にかけて“iPhone17”リーク加熱や他社競合(Samsung S25)発売、キャリア春商戦の下取り在庫流入で二次流通価格が調整。
- 注目すべき変化点
- 2025年3月第2週以降、全容量・全業者で一斉に平均価格が8~10%下落(GEO・IOSYSとも同時時期)=“モデル末期”シグナル。
■価格変動要因
- 新モデルサイクルへの予測反映
- 根拠:2025年3月中旬以降、GEO・IOSYSの全容量平均が10%前後下落。
- 見解:夏WWDCで「iPhone17」USB-C移行・新デザインのリークが強まり、ユーザー/買取業者が16ProMax在庫を早めに処分。
- キャリア春商戦の下取り在庫増
- 根拠:1~2月の横ばい相場中、キャリアが「下取り+ポイント還元」強化。大手ショップの買い取り在庫増加が3月に流通。
- 見解:供給過多による需給アンバランスが3月末~4月の相場調整圧力に直結。
- 他社フラッグシップ(Galaxy S25)の発売
- 根拠:2月下旬発表のGalaxy S25が6倍ズーム・AIカメラ強化で話題。
- 見解:Android上位モデルへの乗り換え需要が若干発生し、iPhone16ProMaxの中古需要を押し下げ。
- 為替・マクロ環境
- 根拠:2025年春、円は対ドルで一時138円台→135円台へやや円高。
- 見解:新品価格がやや下支えされた分、中古の“投げ売り”圧力が弱まるも、上記需給要因のほうが優勢。
■今後の予測
- 夏~秋にかけてさらなる下落圧力
- 根拠:歴史的に新モデル発表(9月)前の5~8月は中古相場がモデル末期を迎える。
- 見解:「iPhone17」噂が本格化する6~7月に、GEO平均は1TBで約140,000円、256GBで110,000円、512GBで125,000円あたりへ下降。
- 反転ポイントは“新型発表直後”
- 根拠:過去機種(15→15ProMax)の移行期を見ると、新型発表直後(9~10月)には一時的に“旧型の底値買い”需要が発生。
- 見解:「16ProMax」は9月発表後に底値(約130,000円前後)を付けた後、再び若干の反発が見込める。
- 外部要因リスク
- ① 新モデル品質トラブル(リコール・バッテリー不具合)が出れば相対的に16価値が上振れ。
- ② 円安再進行→新品価格が上昇すれば、中古需要が下支えされる可能性。
■売却タイミングの提案
- 今売るメリット:
- 「次の大きな下落」は6~7月に集中(iPhone17リーク本番期)。現時点(6月末)はまだ−10%に留まり、底値までには約5~10%の余地あり。
- GEOの1TBなら146,500円、256GBは112,800円、512GBは128,700円。ここからさらに10%下落すると、それぞれ約131,800円/101,500円/115,800円となる試算。
- “もう一段下”を回避したいなら:
- 即時売却を強く推奨。特にキャリア下取り増の一巡後(7月中旬以降)は、在庫枯渇一巡で一時的に価格底に到達しやすい。
- 一部をホールドして“底値買い場面”を狙う手も:
- 16ProMaxの需要安定性と高級感(チタンボディ+Periscope)は依然強く、9~10月の“反発”も狙える。1台だけ保有していれば、底値(約130k台/100k台)で売り直しor再購入が選べる。
- 売却先選び:
- GEO:買取相場は安定感高く推移(標準偏差小)。
- IOSYS:最高値は出やすいが安定性に欠け、最安値落ちのリスクも。
- JANPARA:値幅が大きく幅広いが、最高値を狙うなら「美品」「保証あり」で評価アップを図れる。
――以上の考察を踏まえ、iPhone16ProMaxは「6~7月が最終売り時」の色合いが強く、モデル末期の大きな下落をいかに回避するかがポイントです。