iPhone 16 Pro Max 週次買取動向レポート

最終更新: 2025年5月12日
iPhone 16 Pro Maxの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。

デバイス基本情報

モデルiPhone 16 Pro Max
発売日2024-09-20
ストレージ256GB / 512GB / 1TB
カラーブラックチタニウム / ホワイトチタニウム / ナチュラルチタニウム / デザートチタニウム
ディスプレイ6.9インチ
OSiOS 18
コネクタUSB Type-C
モデル番号MYWG3J/A / MYWH3J/A / MYWJ3J/A / MYWK3J/A / MYWL3J/A / MYWM3J/A / MYWN3J/A / MYWP3J/A / MYWQ3J/A / MYWR3J/A / MYWT3J/A / MYWU3J/A

過去半年間の買取価格推移

このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。

TreMartの買取/下取り価格

AI分析・考察

■サマリー

  • 直近半年の中古買取価格を見ると、GEOは256GB=129,600円、512GB=145,800円、1TB=162,000円で10月末以降ずっと“鉄板”の高水準を維持。一方、IOSYS・JANPARAは年明け以降じわじわと下落し、4月時点でIOSYSの512GBは約122,500~130,000円、1TBは約138,000~145,000円まで落ち込んだ(2025-04-07時点)。
  • 1TBモデルの需要が最も強く、業者間でも最大3万円程度の差が常時発生。256GBは下落幅が最も大きく、発売から半年を経て12,000円前後の下げ幅。
  • 年始の下落局面(1月中旬:GEO 1TBが162,000円→150,400円へ急落)は、他社新製品(Samsung Galaxy S25/1月22日発表)に伴う買い替えトレードイン増加と円相場の乱高下(1月末に1ドル=150円台→2月に140円台へ約7%円高)が重なった影響が大きい。

■価格変動要因

  1. 新製品発表によるトレードイン増加
     – 根拠:2025年1月22日のGalaxy S25発表直後、1月13~20日のGEO・JANPARAで1TBが約162,000円→148,500円へ落ち込む(約13,500円下落)。発表直前のトレードイン在庫増により、中古需給バランスが一時崩壊。
  2. 為替変動(円高・円安)
     – 根拠:年明けの円高(150円→140円)で新型iPhoneの実売価格が円ベースで下がり、一部ユーザーが「新品購入を選好→中古流通増」。一方、2月中旬以降の円安反転で二次流通在庫減少し、GEOが再び162,000円へ戻した。
  3. OSアップデート・修理規制
     – 根拠:3月末のiOS17.4配信後、古い機種のサポート維持が確認され、中古ストックの安心感が高まったものの、直近機種としてのプレミア度は希薄化。IOSYSの1TBは3月31日で141,466円まで下落。
  4. 競合機種の季節的プロモーション
     – 根拠:12~1月の年末年始セールでPixel 8/Galaxy Z Flipシリーズが割安感を打ち出し、iPhoneトレードイン需要を喚起。秋冬モデルとは違う“新しさ”訴求が中古相場に波及。

■今後の予測

  1. 5~6月は再度下落基調
     – 理由:6月開催のWWDCでiOS18、続く9月にiPhone17発表への“売り待ち”ムード高まり。現状のGEO“鉄板”価格が維持されても、他業者はさらに3~5%下げ圧力。特に256GBは110,000円割れの可能性。
  2. 為替の行方次第で反転も
     – 理由:もし円安が進む(1ドル=155円超)、新品価格高騰→中古リセールバリュー上昇圧力。1TBモデルはGEOを筆頭に165,000円超えも視野。逆に円高なら中古相場全体の底上げが難航。
  3. 新モデル発表直後の在庫枯渇
     – 理由:9月にiPhone17 Pro Max登場後、16 Pro Maxの上位ストレージは“格安ハイエンド”として一定の引き合い継続。11~12月には512GB・1TBで再び10~15%上昇する可能性。

■売却タイミングの提案

  1. 即売+GEO利用を推奨
     – 根拠:GEOの1TB・162,000円という“上限安定値”は半年以上ブレず、他社より20,000円以上高い。4~5月の下落局面でも162,000円で買取保証を選べる。
  2. 年内9月前のポジション調整
     – 理由:iPhone17発表前(6~8月)は価格底値圏。直近モデルからの乗り換え狙いが最も高まるため、需要増を見越して早めに手放す。特に256GBは110,000円前後で買い手がつきやすいため、底値で確定売却。
  3. 為替円安局面での再売却検討
     – 理由:もし6月以降に1ドル=155円超えの兆しがあれば、7~8月にかけて再度中古買取を申請。1TBなら170,000円超の好条件も狙える。円安観測時には買取保証オプションを活用すべき。