iPhone 16 Pro 週次買取動向レポート

最終更新: 2025年6月26日
iPhone 16 Proの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。

デバイス基本情報

モデルiPhone 16 Pro
発売日2024-09-20
ストレージ128GB / 256GB / 512GB / 1TB
カラーブラックチタニウム / ホワイトチタニウム / ナチュラルチタニウム / デザートチタニウム
ディスプレイ6.3インチ
OSiOS 18
コネクタUSB Type-C
モデル番号MYMV3J/A / MYMW3J/A / MYMX3J/A / MYMY3J/A / MYN03J/A / MYN13J/A / MYN23J/A / MYN33J/A / MYN43J/A / MYN53J/A / MYN63J/A / MYN73J/A / MYN83J/A / MYN93J/A / MYNA3J/A / MYNC3J/A

過去半年間の買取価格推移

このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。

TreMartの買取/下取り価格

AI分析・考察

■サマリー

  • 2024年9月発売のハイエンドモデルながら、リリース後3ヶ月間は底堅い推移
    ・GEO:128GBが12/23~1/6まで108,000円(Min96,000~Max120,000円)と横ばい(データ根拠)。
    ・1TBは同期間151,200円(Min134,400~Max168,000円)と高水準を維持。
  • 1~3月にかけて緩やかに下落局面へ
    ・1/13時点でGEO128GBが100,285円に急落(+7%ダウン)、1TBも140,400円に(データ根拠)。
    ・IOSYSやJANPARAでも128GBは1月中旬の106,000円前後から3月末に90,000円前後へ(データ根拠)。
  • 6月下旬(6/23)に最安値圏到達
    ・GEO128GB:94,050円、1TB:128,700円。IOSYS128GB:82,650円、1TB:122,905円(データ根拠)。
  • 変化点:年明け~春の急落、6月の底打ち感。ただし容量別で落ち幅に違い
    ・大容量(1TB)は年末~年始の需給逼迫で維持、高いままゆるやかに下落。
    ・128GB/256GBは春~夏にかけて需給緩和が顕著。

■価格変動要因

  1. 新型モデル・iOSアップデートのタイミング
    • 6/10のWWDC2025でiOS17の正式発表があり、その対応が明らかになった直後から「旧世代」認識が強まり、3月以降の下落に拍車(データ:3~6月のIOSYS平均128GBが108,500円→83,000円で▲23%)。
    • 秋のiPhone17投入噂も3月以降メディアで増え、中古市場で「保有し続けるメリット」低下。
  2. 為替動向
    • 2025年1月以降、USD/JPYが155→145円程度に円高振れ。円高で日本向け新品価格が下がると同時に、下取り交換需要が増大、中古流通量が増え、価格下落圧力に(時事ニュース)。
  3. 他社競合機種の投入
    • 2月にSamsung Galaxy S24 Ultra発売。ハイエンド乗り換えユーザーが発生、16 Proの中古放出が加速し、特に256GB~512GB帯の下落が明確(GEO512GBは1/6の135,000円から6/23の118,800円で▲12%)。

■今後の予測

  • 夏(7~8月):iPhone17発売前で底打ち→一時的な反発
    ・6月に底値圏へ下げ止まっているデータ(6/23以降横ばい)。例:GEO128GBは94,050円→7月も同水準。
    ・競合モデル投入一巡後、下取り需要の反動で需給がタイト化、短期的回復余地。
  • 秋(9月)以降:iPhone17登場直後に再度急落リスク
    ・新機種発表時点で「旧モデル」の見切り売り増加が想定され、9月末~10月に大幅下落シナリオ。
  • 為替:円高継続なら新型&旧型ともに需給緩和→中古価格の下振れ余地大。

■売却タイミングの提案

  1. 今すぐ~7月上旬までに売却
    • 根拠:6月下旬で底値感が強いものの、7月~8月に一時反発する可能性。IOSYS128GBは6/23の82,650円から8月に90,000円前後に戻るケースあり。
    • 売るなら価格回復が見込まれる8月上旬前に集中。特に128GB・256GB帯は需給タイト化で+5~10%のリバウンド余地。
  2. 容量別戦略
    • 1TBモデル保有者:春先の下落幅が小さく底堅い(6/23で128,700円)。8月需要増で130,000円台半ばまで上昇も想定。
    • 128GB/256GBモデル:夏場に反発はあるが幅は小さく、7月第1週までに手放しがおすすめ。
  3. 売却チャネル
    • GEO系の固定買取価格が安定する一方、IOSYSはキャンペーン次第でMax価格がかなり上下(Max138,000円→120,000円台)。
    • 利用予定の買取業者情報をチェックし、8月にiOS17対応端末需要キャンペーンを打つ業者を狙うとMax引き上げ狙い目。

以上から、「iPhone 16 Pro」は6月ボトムを迎えたものの、夏季の一時反発を前提に7月上旬までの売却が最も有利。秋の新モデル登場まで保有すると、大幅下落リスクが高まる点に留意してください。