iPhone 16e 週次買取動向レポート

最終更新: 2025年5月13日
iPhone 16eの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。

デバイス基本情報

モデルiPhone 16e
発売日2025-02-28
ストレージ128GB / 256GB / 512GB
カラーブラック / ホワイト
ディスプレイ6.1インチ
OSiOS 18
コネクタUSB Type-C
モデル番号MD1R4J/A / MD1W4J/A / MD274J/A / MD1Q4J/A / MD1T4J/A / MD1X4J/A

過去半年間の買取価格推移

このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。

TreMartの買取/下取り価格

AI分析・考察

■サマリー

  • 直近3ヵ月(3/3~5/12)で、GEOの128GB平均買い取り額は69,120円→62,370円(▲9.8%)、256GBは81,000円→69,300円(▲14.4%)、512GBは92,880円→79,200円(▲14.8%)と、一旦高値を付けた後5月第二週に急落。
  • IOSYS/JANPARAでも同様の趨勢(IOSYS・128GB:54,197円→52,550円、JANPARA・512GB:76,826円→71,664円)を示し、3月上旬のピークと5月中旬の谷が共通。
  • 3月は「新生活シーズン+円安進行+Apple春イベント期待」で需要・買取単価が押し上げられ、5月は「ゴールデンウィーク在庫増+次期モデル/iOS18対応見送り観測」で一気に下落に転じた。

(根拠:JSONデータのGEO週次平均価格推移、為替・イベント時期のニュース)

■価格変動要因

  1. 新生活シーズン×円安トレンド(2月末~3月上旬)
    • USD/JPYが2月末の約150円→3月上旬152円台に推移。洋物中古スマホの輸入コスト上昇を国内相場が先取りして織り込み、GEOの128GB平均が52,650円→69,120円と30%近い急騰を記録。
  2. Apple春イベント(3/5予測)
    • 「iPhone 16s」など新フラグシップ発表予想で、型落ちとなる16eの駆け込み売り・買い替え需要が一時収縮。流通在庫減が買い取り上限を引き上げ、3/3週のGEO・512GB平均92880円(2/24週76950円→+20%)に表出。
  3. ゴールデンウィーク明けの在庫増・下取り強化(5月第二週)
    • 大手キャリアや直営下取りプログラム(例:Apple Trade-in)の条件改善で16e流入増加。需給バランスが緩み、GEO128GBが62,370円へ急落(4/28週68,040円→▲8.3%)。

■今後の予測

  • WWDC(6月初旬)でiOS18発表、16eは新機能対象外との見方強まれば付加価値がさらに低下。夏商戦の前倒し需要も小規模にとどまり、中古価格は5月谷から回復したとしても3%前後の一時反発止まり(例:128GB≈64,000円程度)。
  • 9月のiPhone17シリーズ発売確定情報が出始める7~8月以降は需給が一気に逆転、下落加速。128GBは55,000円、256GBは62,000円、512GBは75,000円台前半まで底を探る局面に。
  • 長期的には「円安一服+17シリーズの割安感+競合Android(Galaxy AやPixel 8a)の集中投入」で、2025年内には現行相場から20%程度の値崩れリスク大。

■売却タイミングの提案

  • 短期的ベストは「WWDC前の5月末~6月第1週」。
    ・需給逼迫の反動で最大5%ほど反発見込み(GEO128GB→約64,000円、256GB→約72,000円)。
    ・SIMフリー版・AppleCare+加入端末はさらに1~2千円上積み狙い。
  • 7月以降に売却する場合は、下落幅を限定するため「小容量モデル(128GB)優先」「GEOなど高評価チャネル」を選択。大容量(512GB)は在庫過剰懸念が強いため、6月以降は早めの売却推奨。

(根拠:5/12週以降の急落トレンド、過去3ヵ月の各容量別下落率、WWDC・iPhone17発表スケジュール)