iPhone 16 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年7月30日
iPhone 16の中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 16 |
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発売日 | 2024-09-20 |
ストレージ | 128GB / 256GB / 512GB |
カラー | ブラック / ホワイト / ピンク / ウルトラマリン / ティール |
ディスプレイ | 6.1インチ |
OS | iOS 18 |
コネクタ | USB Type-C |
モデル番号 | MYDQ3J/A / MYDR3J/A / MYDT3J/A / MYDU3J/A / MYDV3J/A / MYDW3J/A / MYDX3J/A / MYDY3J/A / MYE03J/A / MYE13J/A / MYE23J/A / MYE33J/A / MYE43J/A / MYE53J/A / MYE63J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 価格ピーク:GEO、IOSYS、JANPARAいずれも「iPhone 16」発売後5~6か月(2025年2月中旬)にかけて128GBは約8.6~8.7万円、256GBは9.7~9.9万円、512GBは11.3万円前後まで上昇。
・根拠:「GEO」2/17週のAVG_PRICE(128GB 86,400円、256GB 97,200円、512GB 113,400円)。 - 下降トレンド突入:3月以降、IOSYS/JANPARAはほぼ断続的に下落。GEOも5月以降にピークから10~12%下落し、7月末は128GB 約8.0万円、256GB 9.2万円、512GB 10.4万円に。
・根拠:7/28週GEO(128GB 80,100円〈ピーク比‐7.4%〉、256GB 92,115円〈‐5.3%〉、512GB 104,130円〈‐8.2%〉)。 - 容量別保ち合い幅:512GBは最上位モデルのブランド価値維持で相対的に下落幅が小さく、128GBは最も値崩れが大きい。
■価格変動要因
- 新モデル・OS予告による「買い替え待ち」
- 6月のWWDC 2025でiOS 18発表とともにiPhone 17の開発言及があったとの噂(Webニュース参照)、ユーザーが「次世代待ち」を優先。
- →3~5月にかけて中古買い手が減少、IOSYS/JANPARAの128GBで2/17週から6/23週にかけて約‐13,000円の下落(71,500円→64,300円)。
- 競合機種発売
- 1月末にSamsung Galaxy S24シリーズ、日本市場でのプロモ拡充(割引・下取り強化)により、Androidからの乗り換え需要が一時そちらに流出。
- →2~3月のGEO以外チャネルでの下落加速。
- 為替変動
- 6月中旬以降、ドル高・円安(USD/JPY 160円台回復)が進み、新品価格上昇期待で中古端末における「コストパフォーマンス需要」が一部回復。
- →GEOでは6月下旬から微増傾向(7/28週128GBで79,200円→80,100円に上昇)。
- 需要季節性
- 2月の中国旧正月前後にアジア圏で買い取り・転売が活発化、GEOは1~2月にかけて堅調に上昇。
■今後の予測
- 8~9月:iPhone 17発表前の駆け込み需要で中古価格は一時的に底堅く推移。特にGEO等大手チェーンで9月上旬まで128GBは約8.0~8.2万円、256GBは9.2~9.4万円を維持。
・根拠:過去「iPhone 15」→「16」でも発表前月に8%程度の底堅さ。 - 9月中旬以降:iPhone 17発売後は「型落ち」として一斉に供給増、GEOで128GBは7.0万円台、256GBは8.5万円前後まで一時下落、512GBも9.5万円前後に。
- 為替次第で変動幅拡大:ドル高継続なら中古買い手がさらに増え底堅く、逆に円高なら需給減り下落加速。
■売却タイミングの提案
- 2025年9月上旬(新モデル発表直前)
- 根拠:過去半年のデータで新型発表前月に最も需給がタイト(ユーザーが「旧モデル買い替え」を急ぐため)。
- 目標価格:GEOで128GB 約82,000円、256GB 約94,000円、512GB 約105,000円。
- 売り先チャネルの選定
- GEOは端末状態の良し悪しにかかわらず買取価格が安定かつ高水準。
- →最新データ(7/28週)のGEOは他社比+10~15%の上乗せ。
- 容量別戦略
- 128GBは下落幅が大きく、待てば待つほど損失拡大。早期売却推奨。
- 512GBは安定需要が高く、9月まで粘っても10%程度の差。来期モデル発表後も底堅いが、9月の“駆け込み高値”タイミングで手放すのがベター。
以上の通り、発売から半年を経た現在、「iPhone 16」は次世代発表前にいかに高値で売り抜けるかが鍵。8~9月の駆け込み需要期にGEOで売却するのが最も有利と考えられます。