iPhone 15 Pro Max 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年10月16日
iPhone 15 Pro Maxの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 15 Pro Max |
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発売日 | 2023-09-22 |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB |
カラー | ブラックチタニウム / ホワイトチタニウム / ナチュラルチタニウム / ブルーチタニウム |
ディスプレイ | 6.7インチ |
OS | iOS 17 |
コネクタ | USB Type-C |
モデル番号 | MU6P3J/A / MU6Q3J/A / MU6R3J/A / MU6T3J/A / MU6U3J/A / MU6V3J/A / MU6W3J/A / MU6X3J/A / MU6Y3J/A / MU703J/A / MU713J/A / MU723J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 直近半年(2025年4月~10月)で、iPhone 15 Pro Max 1TBのGEO平均買取価格は129,600円→118,800円(5~6月底)→114,589円(7~8月横ばい)→115,560円(8/25)→120,560円(9/8)→120,560円(10/13)と、夏場の下落後、9月初旬に約5%上昇してその水準を維持。256GB/512GBも同様のトレンド。
- 業者比較ではGEOが常に最も高水準、IOSYS・JANPARAはGEO比15~20%低く安定。
- 注目点①:5~6月の下落は年度末商戦終了+春商戦在庫放出。②:9月初旬の上昇は新機種発表前後の需給ひっ迫感と円安進行のダブルパンチ。
(根拠:GEOデータ1TBの推移、IOSYS・JANPARAとの比較)
■価格変動要因
1)季節商戦サイクル
– 4月は新学期・年度始めの需要ピークで高値維持。5~6月は法人向け年度切り替え・下取り在庫一掃で供給過多→約8%下落。
2)為替変動(円安進行)
– 6~8月にUSD/JPYが155→150円台へ急騰(日本経済新聞他報道)。新品iPhoneの輸入コスト上昇で中古需要が相対的に増大、下支え要因。
3)新機種発表プレミアム
– 2025年9月初旬のiPhone 17シリーズ正式発表直前、「旧モデル在庫減少」と「新機種への買い替え期待」で中古15 Pro Maxの買取強化(GEO 1TBが120,560円に急騰、約5%上昇)。
4)機種特性・ブランド価値
– チタンフレーム+USB-C+ペリスコープ望遠レンズといったPro Max固有機能が他社追随を遅らせ、堅調なリセールバリューを維持。
(根拠:週次データのタイミングと為替ニュース、Apple発表スケジュール)
■今後の予測
- 10月~11月:年末商戦期に向けハイエンドスマホ需要は堅調。iPhone 15 Pro Maxも9~11月までは約118,000~122,000円帯で底堅く推移。
- 11月中旬以降:iPhone 17 Pro/Max出荷開始で「15 Pro Max在庫放出+下取り強化キャンペーン」発動により供給増→買取価格は12月にかけて▲10~15%下落(1TBは105,000円前後見込)。
- 為替は年末にかけて円高方向(140円台前半)の見通しが強く、新品価格低下と共に中古価格にも下落圧力。
- 2026年1~3月:15シリーズが発売2年超となるタイミングで需給緩和、本体価値の陳腐化もあり、1TBは90,000円±、256GBは65,000円±まで沈む可能性。
(根拠:新モデルリリースサイクル、過去15/14世代の中古推移、為替見通し)
■売却タイミングの提案
- 最有利期:2025年9月上旬~11月初旬
・理由:9/8の買取急騰(GEO 1TB=120,560円)、為替円安・新機種発表前プレミアム継続、年末商戦需要を取り込みやすい。
・狙い目容量:1TBモデル(最大値幅が大きく、上昇率も高い)、次いで512GB。
・業者選定:GEO系での一括買取を推奨。平均水準+10%アップキャンペーン等で更に上乗せ交渉余地あり。 - 避けるべき時期:iPhone 17 Pro/Max発売後(11月中旬以降)と2026年1~3月。供給過多+円高で大幅値下がりリスク。
(根拠:週次データの急騰・急落ポイントと新機種発売スケジュール、為替トレンド)