iPhone 15 Pro Maxの中古買取動向・価格推移レポート | TreMart

モデル	iPhone 15 Pro Max
発売日	2023-09-22
ストレージ	256GB / 512GB / 1TB
カラー	ブラックチタニウム / ホワイトチタニウム / ナチュラルチタニウム / ブルーチタニウム
ディスプレイ	6.7インチ
OS	iOS 17
コネクタ	USB Type-C
モデル番号	MU6P3J/A / MU6Q3J/A / MU6R3J/A / MU6T3J/A / MU6U3J/A / MU6V3J/A / MU6W3J/A / MU6X3J/A / MU6Y3J/A / MU703J/A / MU713J/A / MU723J/A

■サマリー

直近６カ月のトレンド（GEO・1TBモデル）
・3～4⽉：129,600円で横ばい → 5⽉中旬に118,800円へ下落 → 6⽉中旬以降は113,850円前後で安定。
・9⽉初旬：新機種発表前の駆け込み需要で120,560円まで反発。
容量別・業者別特徴
・1TB＞512GB＞256GBの順で買取価格が高く推移。
・JANPARAは1TBを104,119円で安定保証（キャンペーン維持による下限担保）。
・IOSYSはボラティリティ大きめ、GEOは需給反応が鋭敏。
市場全体の特徴
・iPhone 15 Pro MaxはUSB-C初搭載かつ最上位モデルのため需要が強く、中古市場でも下落幅は小さい
・競合機種（Samsung S24、Pixel 8）のトラブルやキャンペーンが断続的に需要を押し上げ

■価格変動要因

新モデル発表プレミアム（需給）
- 根拠：9/8 GEO 1TB=120,560円（通常113,850円）
- 解説：9月10日のiPhone 16シリーズ発表前に「型落ち15 Pro Maxを確保したい」層が駆け込みで流通量減少→買取価格上昇
為替変動
- 根拠：3～5月の急速な円安（145→157円/ドル）が新品価格を押し上げ→中古買取価格も5月中旬に118,800円へ下落
- 解説：円安ピークを過ぎ、6月以降に円高へ振れると新品コスト低減→中古価格は落ち着き安定化
競合キャンペーン・他社トラブル
- 根拠：6～7月にSamsung S24・Google Pixel 8の大幅値引き・リコール影響と重なり、GEO 1TBが113,850円→114,589円に微反発
- 解説：主要Android機のマーケットシフトが一時的にiOS回帰需要を生み出し、中古iPhoneの価格を底支え
季節要因（学⽣・新生活）
- 根拠：7⽉末の夏休み前後にGEO 1TB=113,839円→114,589円のわずかな上昇
- 解説：新学期・夏ボ期にスマホ更新需要が高まり、中古買取価格が僅かに底堅く推移

■今後の予測

短期（9⽉中旬まで）：
・iPhone 16発表前の買い控え解消→駆け込み買取が続き、90～110GB帯も含め全体で＋5～7％上昇持続。
中期（10～11⽉）：
・16シリーズ発売後は放出在庫増 → 買取価格は10万円前後に一段下落。特に256GBモデルは8万円割れのリスク。
・為替円高が進行すれば下落幅が拡大。Apple下取り強化（Trade-in）の拡充も中古流入を増やし圧力に。
長期（年末～来年初）：
・15シリーズ全般が成熟期に入り、業者間競争激化で5～10％の値崩れ圧力継続。
・ただしEmerging Markets向けのリファービッシュ需要は底を支え、1TBモデルの下落は比較的小幅に留まる見込み。

■売却タイミングの提案

iPhone 16発表直前（9/1～9/9）に売却
- 理由：需給ひっ迫と駆け込み需要で平均＋5％（GEO 1TBで120,000円超）が狙える。
- 根拠：9/8 GEO 1TB=120,560円、512GBも115,160円とピーク到達。
リスク回避型はJANPARAの買取保証を活用
- 理由：1TBを104,119円で固定保証中。発表後の需給悪化期にも大幅下落リスクを限定。
容量別戦略
- 大容量（1TB）：価格安定性高く上振れチャンスも大 → 発表前のピーク売却推奨
- 中容量（256／512GB）：需給反応がやや緩やか → 発表直後の在庫放出（10⽉上旬まで）も許容

以上の分析を踏まえ、最も有利に売却するなら「iPhone 16発表直前の9⽉初旬」、特に1TBモデルはGEO等の実需系業者へ打診しつつ、JANPARA買取保証をオプション確保する複合戦略が効果的です。

iPhone 15 Pro Max 週次買取動向レポート