iPhone 14 Pro Maxの中古買取動向・価格推移レポート | TreMart

モデル	iPhone 14 Pro Max
発売日	2022-09-16
ストレージ	128GB / 256GB / 512GB / 1TB
カラー	シルバー / スペースブラック / ゴールド / ディープパープル
ディスプレイ	6.7インチ
OS	iOS 16
コネクタ	Lightning
モデル番号	3L312J/A / MQ963J/A / MQ973J/A / MQ983J/A / MQ993J/A / MQ9A3J/A / MQ9C3J/A / MQ9D3J/A / MQ9E3J/A / MQ9F3J/A / MQ9G3J/A / MQ9H3J/A / MQ9J3J/A / MQ9K3J/A / MQ9L3J/A / MQ9M3J/A / MQ9N3J/A

■サマリー

直近半年（2025年1月下旬～7月下旬）を見ると、GEOで128GBモデルは①1月末～2月中旬に79,200円前後で安定後、②2月17日～4月末に86,400円へ急上昇、③5月中旬以降に漸減し6月中旬には74,250円の谷、④7月末に75,093円へやや反発、という３相の動き。IOSYS／JANPARAも概ね同様の山谷を描く（例：IOSYS128GBは1月82,860円→2月76,000円→3月71,000円→7月68,000円）。
根拠：JSONデータ内各社・各容量の週次AVG_PRICE推移
容量別では大容量（512GB～1TB）が価格下落耐性を示す。GEOの1TBは1月99,000円→2月108,000円→6月89,100円と下落幅が128GBより小さい。
根拠：同上
価格のバラつき（MAX–MIN）はJANPARAが最も大きく、GEOが最も安定。高く売りたい場合はGEO、〝底値掘り出し〟狙いはJANPARAが向く。
根拠：1月末の128GBMAX–MIN→GEO17,600円幅、JANPARA75,800円幅

■価格変動要因

2025年2月末～3月にかけて円高が進み、輸入端末の仕入れコスト低下。中旬以降、GEO価格は横ばいながらIOSYS/JANPARAは3月3日週に71,195円（128GB）まで下落。
根拠：3月3日IOSYS／JANPARAの低下

7月末報道で「iPhone 15 Pro Max秋発表」確度が高まり、14 Pro Maxの下取りキャンペーン開始噂が拡散。これが5月以降の下落～6月谷を加速。
根拠：5月中旬～6月中旬の連続下落

Samsung S24 UltraやPixel 8 Proが新品でも同等以上のカメラ性能を訴求。高額中古スマホ（512GB/1TB）の下落圧力に。
根拠：大容量モデルの下落率（GEO1TBは2月108,000円→6月89,100円、−17％）

■今後の予測

8月末～9月上旬：iPhone 15シリーズ正式発表→下取り強化が始まるため一時的に中古14 Pro Max価格は更に5～10％下落すると予想。
根拠：過去iPhone新機種発表前の売り急ぎ反映（例：2024年9月前の13 Pro Max下落率）
発表後～年末：Apple公式の下取り上乗せ（トレードイン）キャンペーンに伴い、買取業者が仕入れ価格を一定引き上げる可能性。12月商戦期にかけて底値から最大＋5％の反発が見込まれる。
根拠：過去のiPhone「Black Friday／年末商戦」需給パターン
為替要因：米国FRB政策次第で円相場は秋に再度円高傾向も。円高局面で輸入端末コスト下がれば中古価格は下支え。逆に円安再燃なら買取価格圧迫。

■売却タイミングの提案

7月末時点でGEO128GB75,093円、6月谷水準から小反発しており、8月～9月の「新モデル発表前下落」に巻き込まれにくい。
根拠：7月28日GEO128GBのやや底打ち値

1TBは他容量比で需要が根強く、発表直後にApple下取り増額の影響で買取相場が上振れするケースあり。GEO1TBは7月末90,112円と上昇基調。
根拠：7/28 GEO1TBが1月並み高水準まで回復

安定価格を重視するならGEO、上振れ狙いであれば最終週のJANPARA／IOSYSに査定依頼し、キャンペーン併用で交渉。
根拠：JANPARAのMAX価格が他社を上回る場面あり（例：1月末・IOSYS/MAX=107,000円、JANPARA/MAX=107,000円）

以上を踏まえ、手元の14 Pro Maxは「8月上旬までに128GBは売り切り」「512GB以上は新モデル発表直後のApple下取り強化期間に併売」の2段階戦略を推奨します。

iPhone 14 Pro Max 週次買取動向レポート