iPhone 13 Pro Max 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年9月10日
iPhone 13 Pro Maxの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 13 Pro Max |
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発売日 | 2021-09-24 |
ストレージ | 128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
カラー | グラファイト / シエラブルー / シルバー / ゴールド / アルパイングリーン |
ディスプレイ | 6.7インチ |
OS | iOS 15 |
コネクタ | Lightning |
モデル番号 | 3J790J/A / 3J793J/A / MLJ43J/A / MLJ53J/A / MLJ63J/A / MLJ73J/A / MLJ83J/A / MLJ93J/A / MLJA3J/A / MLJD3J/A / MLJQ3J/A / MLJT3J/A / MLJV3J/A / MLJX3J/A / MLKG3J/A / MLKH3J/A / MLKJ3J/A / MLKK3J/A / MNCU3J/A / MNCV3J/A / MNCW3J/A / MNCX3J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格

iPhone 13 Pro Max 128GB3J790J/A,3J793J/A,MLJ43J/A,MLJ53J/A,MLJ63J/A,MLJ73J/A,MNCU3J/A
正常品:53,100円

iPhone 13 Pro Max 256GBMLJ83J/A,MLJ93J/A,MLJA3J/A,MLJD3J/A,MNCV3J/A
正常品:56,700円

iPhone 13 Pro Max 512GBMLJQ3J/A,MLJT3J/A,MLJV3J/A,MLJX3J/A,MNCW3J/A
正常品:60,300円

iPhone 13 Pro Max 1TBMLKG3J/A,MLKH3J/A,MLKJ3J/A,MLKK3J/A,MNCX3J/A
正常品:63,800円
AI分析・考察
■サマリー
- 2025年3月~8月にかけ、GEO調査の128GBモデル平均買取価格は約59,400円→約42,800円と約28%下落。1TBモデルも78,840円→56,796円へ同様に30%弱の下落(GEO 2025/3/10 vs 8/11)。
- 8月中旬に底入れ感(GEO 128GB:42,846円、1TB:56,797円、IOSYS/128GB:53,127円、JANPARA/1TB:63,241円)が見られ、8月下旬以降は微反発(GEO 128GB:46,440円、1TB:61,560円/8/25)。
- データソース間の価格差(GEO vs JANPARA vs IOSYS)が縮小。特に底値付近でJANPARAが比較的高値を維持し、相対的に流通在庫の質に差異。
■価格変動要因
- 新モデル(iPhone 17)リリース控え効果
- 2025年8月の複数メディア報道で「9月第2週にiPhone17シリーズ発表」との観測が流布。ユーザーが買い替えを先送りする動きが強まり、7月末~8月の買取相場急落(GEO/128GB:49,660円→43,836円→42,846円)を誘発。
- 為替変動による新品価格抑制
- 7月末以降の円高進行(ドル円150→145円台)により、新品iPhoneの円建て小売価格上昇圧力が後退。新品購買意欲の冷え込みが中古相場にも連動し、下落圧力を増幅(GEO 1TB:63,360円→56,796円)。
- 世代間スペック差
- iPhone13 Pro Maxは光学3倍ズーム/シネマティックモード搭載で当初高評価も、iPhone 16/16 ProでのAI機能強化やバッテリー改善が進み、旧モデルとしての相対的魅力度が下落。特に高容量モデルで下落率がやや大きいのは、大容量ユーザーの買い替え需要が先行した結果と推測(1TB:-28.0%、128GB:-27.9%)。
- 季節要因と需給
- 夏季(8月)は一般的にスマホ買い替えピークを外れ、流通在庫が積み上がる時期。実需者の少ないタイミングが中古在庫の価格競争を激化させ、下落に拍車。
■今後の予測
- 9月第2週にiPhone 17シリーズ発表後、一時的に中古13 Pro Max相場はさらに5%程度下落すると想定(発表ショックおよび旧モデル需給過剰化)。
- 発表直後~10月上旬はショップ側が“旧モデル在庫処分”を優先し、買い取り抑制または相場下落状況が継続。
- 11~12月のボーナス期に入ると、価格帯を抑えた予算志向のユーザーが旧型を選好する動きが強まり、12月頃にかけて5~10%の反発上昇余地(昨年のiPhone12→13移行時の中古相場推移を参照)。
- 為替面では「日米金利差縮小観測」が継続すれば、円高基調が維持され、新品価格の伸び悩みが中古需要を抑制するリスクも併存。
■売却タイミングの提案
- 最も有利に売却できるのは“発表前最後の反発時期”である8月下旬(8/25)~9月第1週:GEO/128GBが46,440円まで一時回復、1TBは61,560円と3~5%の戻りを確認。
→「iPhone 17発表控え需給調整の谷間」で買い取り店の在庫クッションが薄まり、提示額が上がる。 - 発表後は“ボーナス期の中古反騰”を狙う手もあるが、期間が長期化し価格下落リスクも高いため、短期売却なら8月下旬推奨。
- 容量別では、1TBモデルは絶対額が高く変動幅も大きい一方、128GBモデルは市場ボリュームが厚く相場安定性が高い。短期売却なら128GB、10万円超の換金効率狙いなら1TBを狙うのが有効。
- 為替要因や新モデル発表日を注視しつつ、買取キャンペーン(Apple下取/家電量販店8月末実施)を併用すると、更なる上乗せ買取も期待できる。