iPhone 13 Pro Max 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年7月10日
iPhone 13 Pro Maxの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 13 Pro Max |
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発売日 | 2021-09-24 |
ストレージ | 128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
カラー | グラファイト / シエラブルー / シルバー / ゴールド / アルパイングリーン |
ディスプレイ | 6.7インチ |
OS | iOS 15 |
コネクタ | Lightning |
モデル番号 | 3J790J/A / 3J793J/A / MLJ43J/A / MLJ53J/A / MLJ63J/A / MLJ73J/A / MLJ83J/A / MLJ93J/A / MLJA3J/A / MLJD3J/A / MLJQ3J/A / MLJT3J/A / MLJV3J/A / MLJX3J/A / MLKG3J/A / MLKH3J/A / MLKJ3J/A / MLKK3J/A / MNCU3J/A / MNCV3J/A / MNCW3J/A / MNCX3J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 直近半年(2025年1月~7月)の「iPhone 13 Pro Max」中古買取価格(GEO調査、128GBモデル)を見ると、年初の平均約62,000円から6月には約49,500円まで約20%下落。その後7月第1週はわずかに反発し約50,062円(+1%)に。
→ 初動の急落後は月単位で緩やかな減少傾向に転じている。 - 容量別では大容量(1TB)が最も高値を維持するものの、同じ時期に約82,000円→63,360円と24%の下落。
- 業者別ではGEO>iOSYS>じゃんぱらの順に高く、半年間でじゃんぱらは128GBが約55,866円→50,703円、GEOとの差は5,000円前後。
■価格変動要因
- 新機種サイクル(主因)
- 2023年9月のiPhone 15シリーズ発表以降、市場需要が新機種へシフト。中古13 Pro Maxの平均値も同年秋以降継続的に低下。
- 根拠:GEO128GBが2025年1月第1週に62,640円→7月第1週50,062円まで下落(データ)。
- 為替動向
- 2025年前半の円安進行(1ドル160円前後→170円台)により輸入新品価格が上昇。中古の「買い替え需要」が一時的に高まり、1~2月に価格の小反発が発生。
- 根拠:GEO128GBは1月第3週に58,165円→2月17日週に59,400円と約1,200円戻し(データ)
- 季節要因(旧正月/ボーナス商戦)
- 中国旧正月(2月)や日本の春ボーナス(5~6月)時に一時的に需要上振れ。
- 根拠:GEOの256GBや512GBも2月中旬に各約5%価格上昇。
- 他社競合機種の動向
- Androidフラッグシップ(Galaxy S25など)の新モデル発表(2025年1月)に伴い、Android→iPhone乗り換え需要が一部出現。iOSYSの512GBが1月中旬に約75,000円→73,000円と小幅調整。
■今後の予測
- 秋のiPhone 16シリーズ発表(例年9月)前まで、中古13 Pro Maxのゆるやかな下落が継続。GEO128GBは半年で–20%、今後半年でさらに–10%程度(約45,000円前後)を想定。
- ただし、2026年初頭の旧正月・春ボーナスシーズンには、為替の戻り局面や買い替え需要増で一時的に5~8%の反発が見込める。
- 為替が急激に円高へ転じた場合は新品市場の値下がり圧力から中古価格も連動下落。逆に円安継続なら下落幅は限定的。
■売却タイミングの提案
- 直近最有利タイミング:2025年7月初旬(GEO128GBが再び50,000円台乗せ)。新型発表前の駆け込み需要を取り込める。
- 売却先:GEOが他業者より約5,000円高いため優先。
- 中期的には2026年1月末~2月上旬の旧正月/春ボーナス期にも再度約47,000円~50,000円の水準反発が期待できる。
- 留意点:iPhone 16発表直前の8~9月は需要が完全に新型へ移り、中古13 Pro Maxは最安値圏(128GBで40,000円割れ)を記録する可能性が高いため、その前に手放すのが賢明。