iPhone 13 Pro Max 週次買取動向レポート

最終更新: 2025年9月24日
iPhone 13 Pro Maxの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。

デバイス基本情報

モデルiPhone 13 Pro Max
発売日2021-09-24
ストレージ128GB / 256GB / 512GB / 1TB
カラーグラファイト / シエラブルー / シルバー / ゴールド / アルパイングリーン
ディスプレイ6.7インチ
OSiOS 15
コネクタLightning
モデル番号3J790J/A / 3J793J/A / MLJ43J/A / MLJ53J/A / MLJ63J/A / MLJ73J/A / MLJ83J/A / MLJ93J/A / MLJA3J/A / MLJD3J/A / MLJQ3J/A / MLJT3J/A / MLJV3J/A / MLJX3J/A / MLKG3J/A / MLKH3J/A / MLKJ3J/A / MLKK3J/A / MNCU3J/A / MNCV3J/A / MNCW3J/A / MNCX3J/A

過去半年間の買取価格推移

このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。

TreMartの買取/下取り価格

AI分析・考察

■サマリー

  • 直近半年(2025年3月末~8月末)のGEOデータによると、128GBは約59,400円→46,440円(−21.8%)、512GBは約73,440円→57,240円(−22.1%)と、3月末をピークに大きく下落。IOSYS・JANPARAも同様に20%前後の下落を記録。
    └ 根拠:GEOの128GBは3/24週AVG59,400円→8/25週AVG46,440円、512GBは3/24週AVG73,440円→8/25週AVG57,240円
  • 8月4日週に買取価格(GEO128GB:43,836円、1TB:57,786円)が半年間のボトムをつけ、その後8月25日週にやや反発(128GB:46,440円、1TB:61,560円)。
  • 取引事業者別ではGEOが常に他社比10%前後上回り、高額買取が期待できる一方、IOSYSは変動幅が大きく「安値リスク」が高い。

■価格変動要因

  1. 新モデルリリース・リーク影響
    • Web検索結果によれば「iPhone 17シリーズ」(2025年9月発表予定)の噂が6月以降強まり、ユーザーが“買い替え準備”として13 Pro Maxを手放す動きが加速。
      └ 根拠:8月4日週の底打ちは発表前の売り急ぎ、一転8月下旬は発表直前の需給調整。
  2. 為替動向(円高→円安)
    • 3~5月にかけて円高傾向で新品iPhoneの実質価格が低下、中古市場も追随して価格下落。6月以降円安反転で中古価格の下落幅が縮小。
      └ 根拠:GEOの1TBモデルは3/31週AVG70,354円→5/12週AVG63,360円と下落、6月以降は63,360円前後で横ばい。
  3. OSサポート・ブランド力
    • iOS 18(2025秋配信予定)対応機に13 Pro Maxが含まれるとの報道で、底値圏でも熱心なユーザー需要が維持。
      └ 根拠:8/25週の反発局面で他機種より下落率が小さい(GEO128GB:−6.3% vs. 256GB:−8.1%)。
  4. 競合機種との需給バランス
    • 同期間にSamsung Galaxy S25 Ultraや中国メーカーの魅力的な新モデルが出揃い、ハイエンド中古市場のシェア争い激化。

■今後の予測

  • 9月中旬のiPhone 17正式発表後:
    ・「買い替え売り」が一巡し、9~10月にかけて再度10〜15%の下落圧力。
    ・しかし発表直後は「最新OS対応保証」情報で下落幅は限定的(IOSYSデータの変動幅に比して小)。
  • 11月以降(秋商戦後):
    ・円安進行傾向が続けば中古価格は底堅く推移。特にGEOの1TB・512GBはサポート継続層向けに高値維持。
    ・2026年春のiOSサポート終了噂が強まるまでは横ばい。
  • 外部要因:為替、サポート継続発表、競合新モデル動向(折り畳みスマホ普及等)が引き続き影響。

■売却タイミングの提案

  1. 最適期:2025年8月末~9月上旬
    • iPhone 17発表前の駆け込み需要期にあたり、底値圏から反発した8/25週~9/1週のGEO買取で得られる価格が直近最高水準。
      └ 例:128GBなら約46,400円、1TBなら約61,500円(GEO)
  2. 容量別狙い目・事業者:
    • 高額狙い:512GB~1TBモデルをGEOで売却。3~4月比で−20%ながら、他事業者より1万~1.5万円高い。
    • 安全重視:128GBモデルであれば、流動性が高く引き合いが強い9月初旬を狙う。
  3. 注意点:
    • 発表直後(9/15~)は一時的に売り圧が強く価格が10%程度落ち込む可能性。
    • OSサポート終了(2026年春)懸念が高まる前に売り切ること。

以上を総合すると、「iPhone 13 Pro Max」は8月末~9月上旬のGEO買取がもっとも有利。新モデル発表前の需給調整期を逃さず、特に512GB~1TBを高額事業者で売却するのが最適です。