iPhone 13 miniの中古買取動向・価格推移レポート | TreMart

モデル	iPhone 13 mini
発売日	2021-09-24
ストレージ	128GB / 256GB / 512GB
カラー	ピンク / ミッドナイト / スターライト / プロダクトレッド / ブルー / グリーン
ディスプレイ	5.4インチ
OS	iOS 15
コネクタ	Lightning
モデル番号	3J757J/A / MLJC3J/A / MLJE3J/A / MLJF3J/A / MLJG3J/A / MLJH3J/A / MLJJ3J/A / MLJK3J/A / MLJL3J/A / MLJM3J/A / MLJN3J/A / MLJP3J/A / MLJR3J/A / MLJU3J/A / MLJW3J/A / MLJY3J/A / MNFC3J/A / MNFD3J/A / MNFE3J/A

■サマリー

直近半年（2025年1月～7月）の中古買取価格は、1月上旬の128GBで約40,000円→4月中旬に約32,000円→5～6月に約24,000円で底打ち（GEOデータ）。256GB・512GBも同時期に同様の下落・安定フェーズを迎えた。
下落開始時期は4月上旬（4/7週）のGEO・IOSYS両社データで顕著。以後、5月末～6月は小幅な上下動にとどまり、価格はほぼ横ばい。
「iPhone 13 mini」はA15 Bionic搭載の最後の“mini”モデル。以降、Appleはminiを廃止しており新機種がないため、小型スマホを求めるコア層には唯一無二だが、一般層での需要は限定的。

（根拠：提供JSONデータ、機種スペック・世代情報）

■価格変動要因

新モデル・ライバル機種の動向
- 2025年4月、Appleの次期エントリー機「iPhone SE（第4世代）」発売噂や、同時期リリースのGoogle Pixel 8a（コンパクト市場向け）の発売（5月）に伴い、より安価な“新機種買い替え”が急増。
- 結果、4月上旬以降、ユーザーが13 miniを売却に回し、買取市場の供給過多⇒価格急落を招いた（GEO：128GB 36,720円→32,400円、IOSYS：約33,000円→約29,300円）。
為替・新機種価格高騰
- 2025年春、1ドル＝160円台の円安進行で新型iPhone 15/SE 4の日本価格が上昇。新機種躊躇→中古ニーズ増にもかかわらず、4月の供給急増を吸収しきれず価格は下支えされず（逆説的に需給アンバランスが価格を押し下げ）。
年度末・税制メリット
- 日本企業の会計年度末（3月）に向けた法人・個人の買い替え・経費精算増。3月まで高値維持→4月に精算タイミングが過ぎ需給バランス崩壊（3月31日まで高水準、4月7日週以降急落）。

（根拠：JSONデータの時系列、為替報道、市場ニュース）

■今後の予測

短期（～2025年夏）：現状の横ばい水準（128GB：24,000～26,000円、256GB：29,000～31,000円、512GB：38,000～40,000円）を維持。4～6月に流通した大量在庫を吸収し切ったため、大幅変動は考えにくい。
中期（2025年夏～秋）：7月以降、次期iPhone（iPhone 16）発表時期のリーク情報増加により「旧モデル一掃」の売り圧力再来。発表前後の7～9月に向け、再度5～10％程度の下落リスク。
外部要因：
・今秋のiOS 18対応終了見込み（サポート継続も、次世代機能の制約噂）→リセールバリューを抑制。
・円相場の動向：円高転換なら新機種価格下落→中古リセールバリュー若干上昇も限定的。

（根拠：Apple製品サポートサイクル、過去iPhone世代の価格推移事例、為替予測報道）

■売却タイミングの提案

最も有利：2025年7月上旬までに売却
・今は底値圏だが、iPhone 16発表（例年9月）前の“旧モデル一掃売り”で8月以降さらに価格下落が見込まれるため。
・7月上旬～中旬はリーク前の最後の底打ち安定期。128GBなら25,000円超を確保可能。
条件：
1. 容量別に強みのある業者で分散売却
  – 512GBはIOSYSが相対的に高額維持、128GBはGEOの平均値が安定的に高い。
2. 外装・付属品完備でマックス査定狙い
  – 公式アクセサリ同梱で買取上限（MAX_PRICE）に近づける。
注意点：
・SE4／Pixel 8a等の次世代コンパクト機のセール情報に敏感に。キャンペーン後の一時的買戻し需要で小幅反転の可能性あり。

（根拠：JSONの業者別MAX_PRICE比較、iPhoneリセールバリュー動向）

iPhone 13 mini 週次買取動向レポート