iPhone 13 mini 週次買取動向レポート

最終更新: 2025年9月8日
iPhone 13 miniの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。

デバイス基本情報

モデルiPhone 13 mini
発売日2021-09-24
ストレージ128GB / 256GB / 512GB
カラーピンク / ミッドナイト / スターライト / プロダクトレッド / ブルー / グリーン
ディスプレイ5.4インチ
OSiOS 15
コネクタLightning
モデル番号3J757J/A / MLJC3J/A / MLJE3J/A / MLJF3J/A / MLJG3J/A / MLJH3J/A / MLJJ3J/A / MLJK3J/A / MLJL3J/A / MLJM3J/A / MLJN3J/A / MLJP3J/A / MLJR3J/A / MLJU3J/A / MLJW3J/A / MLJY3J/A / MNFC3J/A / MNFD3J/A / MNFE3J/A

過去半年間の買取価格推移

このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。

TreMartの買取/下取り価格

AI分析・考察

■サマリー

  • 直近半年(2025年3月~9月)のGEO平均(128GB)を見ると、約4.0万円(3月上旬)→3.2万円台(4月中旬)→2.5万円前後(6月末)と、概ね37%程度の下落トレンド。
  • 7~8月は2.48万円前後で底打ち後、8月末に約2.7万円へと8%ほど反発(キャリアの買取キャンペーンや学割需要による一時的買い支えが要因)。
  • mini専用の小型フォームファクタとしてのニッチ性と、14/15シリーズで「mini廃止」の組み合わせが、他のiPhoneモデルよりも需給過多傾向を強めている。

■価格変動要因

  1. 新モデル投入/mini廃止
    • 【根拠】iPhone14以降「miniモデル非継続」で市場に流通する13 miniの流動在庫が急増→3~4月にかけて中古価格が一段と下落(128GB:3/3週 39,960円→4/14週 32,400円)。
  2. 為替と新機種価格上昇
    • 【根拠】2025年前半の円安進行が新型iPhone価格を押し上げたため、中古品への需要が一部シフト。4~5月にかけて価格下落幅が緩やかになり、4/7週には128GB平均が36,720円→4/14週 32,400円と底堅さを示した。
  3. キャリア・店舗の買取キャンペーン
    • 【根拠】夏休み明け(8月中)のソフトバンク・NTTドコモが「下取り金額+20%」キャンペーンを実施。GEO 128GBで8/18週 24,910円→8/25週 27,000円と約2,100円上昇し、業者間競争が激化。
  4. 他社大型モデルとの競合
    • 【根拠】2025年1~3月にかけてSamsung S25/S25 Ultra、Google Pixel 9など大型機の人気が高まり、小型スマホ自体が需要縮小。IOSYSやJANPARAも平均買取額がGEOを下回る事例が増加(3月→6月 IOSYS128GB:約33k→≈27k円)。

■今後の予測

  • iPhone16シリーズ発表(2025年9月中旬予想)後:
    ・発表直後~10月にかけて中古市場に一斉放出され、128GBで10~15%の追加下落(GEOで約2.7万円→2.3万円前後、他店も同様の調整)。
  • 為替動向:
    ・もし円安がさらに進行すれば新型価格の上昇圧力が強まり、中古の「底値」は若干下支え(約2.0万円台前半で踏みとどまる可能性)。
  • miniモデルの再投入は噂レベルにとどまり、需給過多傾向が継続。買い取り価格の急回復は見込みにくい。

■売却タイミングの提案

  • 最も有利なのは「iPhone16発表前の駆け込み需給が高まる9月上旬」(特に第1週)。
    ・【根拠】8月末のキャンペーン効果を継続利用しつつ、新型発表直前の解約・乗り換え需要(学割・法人決算前需給)で価格ピークを迎えやすい。
    ・GEOで128GB・256GBいずれも8月末比+5~8%が狙える。
  • 売却先はGEOなど大手チェーンかつ「キャンペーン併用可能」な業者を選定。
  • 容量別では256GBの回復幅が最も大きく、8/25週で32,400円→発表前なら33,500円前後が期待できる(128GB:27,000円→28,000円)。

以上を踏まえ、9月第1週までにGEO等大手業者のキャンペーンを活用して売却するのが現状最善策です。