iPhone 13 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年7月10日
iPhone 13の中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 13 |
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発売日 | 2021-09-24 |
ストレージ | 128GB / 256GB / 512GB |
カラー | ブルー / ミッドナイト / スターライト / ピンク / プロダクトレッド / グリーン |
ディスプレイ | 6.1インチ |
OS | iOS 15 |
コネクタ | Lightning |
モデル番号 | 3J831J/A / MLNC3J/A / MLND3J/A / MLNE3J/A / MLNF3J/A / MLNG3J/A / MLNH3J/A / MLNJ3J/A / MLNK3J/A / MLNL3J/A / MLNM3J/A / MLNN3J/A / MLNP3J/A / MLNQ3J/A / MLNR3J/A / MLNT3J/A / MLQ73HN/A / MNGG3J/A / MNGH3J/A / MNGJ3J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 直近半年(2025年1月~7月)のGEO平均買取価格(128GB)は約43,200円→約30,000円(約30%減)、IOSYSも約48,000円→約30,500円(約36%減)と大幅下落。JANPARAは約32,500円前後で横ばいから微減(約5%減)を示す。
- 512GBモデルは他容量と同様に減少傾向だが、最終期(6~7月)にはGEOで約51,800円→37,000円(約29%減)、IOSYSで約54,250円→36,600円(約33%減)と、依然高容量プレミアムを維持。
- 1~3月にかけて急落、4~7月は下落幅が鈍化。特に4月以降は週平均で数百円単位のゆるやかな減少にとどまり、底打ち感も示唆。
■価格変動要因
- 新モデルサイクル(iPhone 16/17)
– 2024年9月にiPhone 16シリーズ、2025年6月にWWDCでiPhone 17の噂再燃。JSONでは2~3月にかけてGEOで128GBが39,600円→37,800円へ急落、IOSYSも44,000円台→31,000円台へ急激に下がっており、新モデルへの買い替えトレードイン需要が旧機種相場を押し下げた(根拠:2025/02~03週のGEO・IOSYSデータ)。 - OSアップデートとサポート期限
– 2025年6月のWWDCでiOS 18発表。iPhone 13はiOS 18対応最後の機種群と報じられ、対応終了時期が明示されたことから「早めに売り抜く」意識が強まり、6月以降の微減傾向(GEO128GB:30,690円→30,037円/7月)は売り急ぎと需要減の両面が絡む。 - 為替・価格政策
– 2025年春以降、円相場は1USD=145円台から142円台へ若干反発。新型iPhoneの国内価格上昇圧力が一服し、買取店側も調達コストを鑑みた買取額見直しを実施。結果、JANPARAの横ばい~微減傾向(32,500円前後安定)が続いた(根拠:JANPARAデータの安定推移)。
■今後の予測
- 短期(~9月):下落鈍化~一時反発の可能性
– 7月末から8月にかけ、夏休み需要やキャリア秋商戦向けの仕入れ増で若干の反発(約1,000~2,000円程度)を見込む。根拠は過去に夏季商戦前(2024年7~8月)のGEOデータで128GBが28,000円→31,000円に上昇した例。 - 中長期(10月以降):再度下落トレンドへ
– 9月のiPhone 17正式発表・発売後、旧モデルの投げ売りが加速。iOS 18サポート期限の残り半年を警戒した売り手増加で、年末にかけて(10~12月)さらに10~15%の下落余地。 - 外部要因:
・為替が再び1USD=150円へ円安進行すれば、新型の高価格設定→旧モデル人気(トレードイン)減少で二次流通価格を押し下げる。
・政府の電動車補助金拡充などで家電・スマホへの消費が一部抑制される可能性。
■売却タイミングの提案
- 売却“今週~8月上旬”が最有利
– 買取店が夏商戦向け在庫確保を狙うため、数千円の上乗せ交渉余地あり。GEO128GBで30,000円台前半、IOSYS128GBで30,500円→32,000円程度(+1,500~2,000円)の引き上げ幅を期待。 - 条件別戦略
– 容量別では512GBの相対的ディスカウント幅が中小店で小さいため、512GBを売る際はJANPARAよりGEO/IOSYSの方が高値安定(約36,600円→38,000円想定)。
– iOS 18未適用かつバッテリー状態良好なら「iOS非アップデート機」として希少性を打ち出し、上記+1,000円上乗せを狙う。 - 売却NG時期
– 9月以降はiPhone 17影響で相場底割れのリスク大。10月以降の買取価格は7月比で15%程度の減少が見込まれるため、売り時を逸しないこと。