iPhone 13 週次買取動向レポート

最終更新: 2025年10月16日
iPhone 13の中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。

デバイス基本情報

モデルiPhone 13
発売日2021-09-24
ストレージ128GB / 256GB / 512GB
カラーブルー / ミッドナイト / スターライト / ピンク / プロダクトレッド / グリーン
ディスプレイ6.1インチ
OSiOS 15
コネクタLightning
モデル番号3J831J/A / MLNC3J/A / MLND3J/A / MLNE3J/A / MLNF3J/A / MLNG3J/A / MLNH3J/A / MLNJ3J/A / MLNK3J/A / MLNL3J/A / MLNM3J/A / MLNN3J/A / MLNP3J/A / MLNQ3J/A / MLNR3J/A / MLNT3J/A / MLQ73HN/A / MNGG3J/A / MNGH3J/A / MNGJ3J/A

過去半年間の買取価格推移

このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。

TreMartの買取/下取り価格

AI分析・考察

■サマリー

  • 価格推移の大まかな流れ
    ・2025年4月〜5月:GEOの128GBモデルは約37,800円、256GBは約41,040円と高止まり。
    ・2025年5月中旬〜6月:GEOの128GBが29,700円(-21%)、256GBが34,650円(-16%)と急落。IOSYS・JANPARAも同時期に底値を記録。
    ・2025年7月〜8月:WWDCの新OS対応発表や夏季旅行需要を背景に、GEOの128GBは約29,890円→30,000円台半ばに反転上昇。256GBは34,875円→37,800円まで回復。
    ・2025年9月以降:GEOの各容量は32,400〜39,960円で足踏み。IOSYS・JANPARAも同水準で安定推移。

  • 市場の特徴
    ・GEOは他業者に比べ平均20〜30%高く、底値でも堅調。
    ・IOSYS/JANPARAは業者間競争で上下変動が大きいが、512GBモデルは最大約53,000円の買取実績あり、ハイエンド容量の需要根強い。
    ・iPhone 13は2021年秋発売、第15世代iPhoneとの世代差は2世代。A15 Bionic搭載で最新OSサポート継続、入門〜中級ユーザーに根強い人気。

■価格変動要因

  1. iOS新機能・WWDC発表の影響

    • 根拠:2025年6月9日のWWDCで「iOS 18がA15端末まで主要機能をサポート」と発表後、7月以降に価格反転上昇。
    • 考察:噂段階で「iPhone 13非対応説」が流れ、5〜6月に需要先食い・売却増→供給過多。正式サポート判明で安心買い戻しが入った。
  2. 夏季旅行・インバウンド需要

    • 根拠:8月第4週GEO128GBが32,400円、256GBが37,800円と底値から8〜9%上昇。
    • 考察:お盆・夏休みシーズンの短期レンタルやSIMフリー需要で中古流通が活発化、価格を押し上げた。
  3. 新モデル噂・買い控え

    • 根拠:5月〜6月にかけての価格急落。
    • 考察:秋頃発表見込みの次期「iPhone 16」噂が活発化し、買い控えムードが5〜6月にピーク。中古13の需要が一時的に減少し、価格を下押し。
  4. 為替・輸入コスト

    • 根拠:2025年夏の円安(1USD=145円台)により新型海外モデルの国内価格が上振れ。
    • 考察:新型iPhone購入のハードル上昇→中古13に「維持費を抑えたい層」が流入。8月以降の価格回復を助長。

■今後の予測

  • 短期(〜2025年9月末)
    ・底堅いレンジ相場継続:32,000〜40,000円の範囲内で推移。512GBは需要が高く、上限40,000円付近に張り付く可能性。
    ・要因:引き続きiOS 18対応の安心感、夏〜秋のスマホ需要シーズンが残る。

  • 中長期(〜2025年11月〜2026年3月)

    1. iPhone 16発表・発売(例年9月)
      • 発表前後で買い控え→需要減→中古13は10〜15%の追加下落リスク。
    2. 年末商戦/円相場動向
      • 円安が進行すれば新型価格高止まり、中古需要が相対的に底堅い。逆に円高なら新モデル割安感で中古は沈静化。
    3. 政策・リサイクル規制
      • 環境省のスマホリサイクル規制強化(2026年春施行予定)が供給を抑制、相場下支え要因。

■売却タイミングの提案

  • 最も有利なタイミング:2025年8月下旬〜9月上旬
    ・理由:夏季需要回復のピークを捉え、GEOでは128GB〜256GBが32,400〜37,800円の高値水準。次期モデル噂本格化前の「買い手の駆け込み」が続くため。
    ・推奨業者:GEO
    – 他業者に比べ平均3,000〜5,000円高い安定値を維持。底値でも29,700円、ピークで42,000円と振れ幅が小ない。

  • 「待ち」 or 「即売り」の判断
    ・512GBをお持ちの方:8〜9月に平均39,000円前後で売却推奨。11月以降はiPhone 16発売で20%程度下落リスク。
    ・128GB/256GB:現在の買取価格(32,400円/37,800円)から大きな上昇余地は小。9月中の売却が安全。

  • 条件交渉のコツ

    1. 本体状態を良好に保つ(バッテリー最大容量90%以上、傷少なめ)
    2. 純正付属品・外箱を揃えて査定額上乗せを狙う
    3. GEOのオンライン集荷キャンペーンなど、時限的な買取強化イベントを活用

以上のデータ分析と時事背景から、iPhone 13は「夏〜初秋が売りどき」、11月以降の次期モデル影響前のタイミングを逃さないことを強くおすすめします。