iPhone 12 Pro Max 週次買取動向レポート

最終更新: 2025年9月24日
iPhone 12 Pro Maxの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。

デバイス基本情報

モデルiPhone 12 Pro Max
発売日2020-11-13
ストレージ128GB / 256GB / 512GB
カラーパシフィックブルー / グラファイト / シルバー / ゴールド
ディスプレイ6.7インチ
OSiOS 14
コネクタLightning
モデル番号3H440J/A / MGCU3J/A / MGCV3J/A / MGCW3J/A / MGCX3J/A / MGCY3J/A / MGD03J/A / MGD13J/A / MGD23J/A / MGD33J/A / MGD43J/A / MGD53J/A / MGD63J/A

過去半年間の買取価格推移

このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。

TreMartの買取/下取り価格

AI分析・考察

■サマリー

  • 直近半年(2025-03~09月)のGEOデータを例に取ると、iPhone 12 Pro Max 128GBは3月末に約39,000円→5月中旬に約32,800円(‐16%)まで下落後、7月にボトム(約32,800円)を打ち、8月末に約35,775円まで反発(ボトム比+9%)。256GB/512GBでも同様に、5月の底値(約38,500円/約44,700円)から8月末に約41,985円(+9%)/約48,735円(+9%)へ回復。
  • 他業者(IOSYS・JANPARA)でも同時期に底入れ&8月以降の小反発を確認。特に大容量(512GB)は反発幅が大きく、新品入手困難や高騰する新機種価格への代替需要がうかがえる。

■価格変動要因

  1. 新モデルサイクル(2025年秋発表)
    • 根拠:8月末にGEO・JANPARAとも512GBで約49,000円近くに急回復(GEO: 8/25週に44,963円→48,735円)。Appleが9月中旬に次世代iPhone(仮称iPhone 16)を発表するとの噂が7~8月に市場を駆け巡り、現行機の「手頃な大型モデル」としての需要が先食いされた結果と推察。
  2. 為替・新機種価格高騰
    • 根拠:9月にかけて円安(1 USD≒150 JPY、日経9/20報)傾向が続いたため、最新機種の国内定価上昇が確実視され、中古12 Pro Maxは「コスパ重視層」の代替選択肢として需要増。特に512GBは素材仕入れコスト高に左右されやすく、反発幅が9%と顕著。
  3. OSサポート継続とリセールバリュー
    • 根拠:AppleがiOS 18(2025年9月リリース予定)で12シリーズまでの対応を明言。OS対応期間の残存長が「安心して使える大容量機種」としての買取需要を下支えし、他社Android大型機へのシフトを一部牽制。

■今後の予測

  • 短期(9~10月):新モデル発表直後は“最新欲”に押され、中古12 Pro Max価格は一時5~10%程度の調整下落(GEO128GBで再度約32,000円台まで落ちる可能性)。ただし円安の進行次第で下落幅は限定的。
  • 中長期(11月以降):新モデル在庫逼迫や冬商戦(年末ボーナス期)に伴う“お試し需要”で再度小反発も予想。2025年末までに底堅く3~5%程度を維持。
  • 外部要因:為替が1 USD=155 JPY超で固定化すると新機種高止まりが続き、中古品の相対的優位性が継続;政府のスマホリサイクル強化(来年4月施行)でe-waste流通量減なら希少価値上昇。

■売却タイミングの提案

  • 売却おすすめ時期:2025年9月上旬(新モデル発表直前の「8月末~9月第1週」)
    理由:
    ・8月末の反発ピーク(GEO:128GB 35,775円など)を捉えつつ、新モデル発表前の駆け込み需要がまだ残っており、9月第1週まで買取価格が高水準を維持。
    ・発表後の一時的な価格調整(最新機種志向の集中)前に手放せば、ボトム(32,000円台)を回避可能。
  • 買取店選び:GEOが反発幅・最高値で安定しており、他店(IOSYS/JANPARA)は最安値下限が2万円台とばらつき大。特に大容量モデルはGEOで売切り、128GB~256GBは相見積もりを必須にする。
  • 条件:外観良好・バッテリー80%以上・純正箱や付属品完備を併せて査定。8月末の反発局面で「美品+付属完備」は上乗せ査定が期待できるため、清掃・元箱準備を徹底。