iPhone 12 mini 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年8月18日
iPhone 12 miniの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 12 mini |
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発売日 | 2020-11-13 |
ストレージ | 64GB / 128GB / 256GB |
カラー | ブラック / ホワイト / ブルー / プロダクトレッド / グリーン / パープル |
ディスプレイ | 5.4インチ |
OS | iOS 14 |
コネクタ | Lightning |
モデル番号 | 3H475J/A / MG613J/A / MG7K3LL/A / MGA03J/A / MGA63J/A / MGAE3J/A / MGAP3J/A / MGAV3J/A / MGDJ3J/A / MGDM3J/A / MGDN3J/A / MGDP3J/A / MGDQ3J/A / MGDR3J/A / MGDT3J/A / MGDU3J/A / MGDV3J/A / MGDW3J/A / MGE73LL/A / MJQC3J/A / MJQD3J/A / MJQE3J/A / NGA03J/A / NGDM3J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格

iPhone 12 mini 64GB3H475J/A,MG613J/A,MG7K3LL/A,MGA03J/A,MGA63J/A,MGAE3J/A,MGAP3J/A,MGAV3J/A,MJQC3J/A,NGA03J/A
正常品:18,400円

iPhone 12 mini 128GBMGDJ3J/A,MGDM3J/A,MGDN3J/A,MGDP3J/A,MGDQ3J/A,MGE73LL/A,MJQD3J/A,NGDM3J/A
正常品:20,600円

iPhone 12 mini 256GBMGDR3J/A,MGDT3J/A,MGDU3J/A,MGDV3J/A,MGDW3J/A,MJQE3J/A
正常品:23,200円
AI分析・考察
■サマリー
- 直近半年(2025年2月~8月)で全キャリア・容量ともに「2~4月は23,000円前後→5~6月に15,000~18,000円台へ約30%急落→7~8月に底打ち・わずかに反発」という顕著な下落トレンド。
・根拠:GEOの128GBモデルは2‐4月のAVG≈23,625円→5月5日週に22,236円→6月2日以降は16,087円(JSONデータ)。 - ミニサイズ希少性にもかかわらず、下位機種・旧モデルへの需給過剰と他社小型機の春商戦攻勢で中古流通量が急増。
・根拠:IOSYS・JANPARA両社も同時期に価格低下、在庫増加を示唆。 - 6月以降はJANPARA・IOSYSで底値圏(64GB=14,000~16,000円、128GB=18,000~20,000円)を中心に、8月上旬からわずかなリバウンド。
・根拠:8/11週のIOSYS 256GBが23,091円まで回復(JSONデータ)。
■価格変動要因
- 春の新製品・OS発表(WWDC25でiOS18公開)
- なぜ:次期OS対応機能の一部がiPhone 12 miniでは制限されると報じられ、旧機種の魅力が後退。
- 根拠:4月から下落トレンド開始(3→4月のGEO/JANPARA価格比較)。
- 主要競合の小型Android強化
- なぜ:Samsung Galaxy A55/A35シリーズやXiaomi小型モデルが3~5月商戦で値下げ・販促を強化し、ミニユーザーの乗り換えを誘引。
- 根拠:5月以降の中古iPhone 12 miniの供給過剰化と価格急落(GEOの128GBが5/5週以降で3,000円超下落)。
- 為替動向(円安進行)と新品価格上昇
- なぜ:2025年3月末に1USD=135円を突破。新品iPhone価格高止まりで中古にシフトしやすい環境も、既存在庫量が多く需給バランスを崩す結果に。
- 根拠:3月以降の中古在庫増加→供給ピークと価格下落の同時進行。
- 政策・補助金の延長(中古スマホ活用推進策)
- なぜ:総務省の中古端末補助金延長で売却が活発化、中古買取市場に一時的な供給過剰が発生。
- 根拠:5~6月の急落期に供給サイド(GEO・JANPARA)の最安値帯が広がっていることから判断。
■今後の予測
- 2025年9月のiPhone17シリーズ発表前後に、発表直前の駆け込み需要と在庫調整が交錯し「一時的リバウンド(10~15%上昇)」を想定。
・根拠:過去3世代同様、発表直前に旧モデルの値幅が一時的に縮小する傾向(2023年iPhone12→13世代で同様の動き)。 - ただし発表後は「機能・カメラ性能・バッテリー寿命」で格差が明確化し、一段の下落圧力。9月末以降は5~10%程度の下落域に移行。
- 為替が再度円高に振れれば中古需要は戻りやすく、冬商戦(11~1月)には再度の下落幅縮小~反発機会も。
■売却タイミングの提案
- 最も有利なタイミング:2025年8月末~9月上旬
・理由:新型発表前の旧機種需要、為替要因(円安鈍化)が重なり、IOSYS・JANPARAで128GB/256GBの買取価格が一時的に20,000~23,000円台に回復する見込み。 - モデル別留意点
・64GB:供給過剰のため底値圏(14,000~16,000円)。急ぎなら8月中に全店一括査定で売却。
・128GB:希少性少なくも安定需要あり。9月初旬狙いで18,000~20,000円台を確保。
・256GB:大容量希少性が最も高く、9月発表直前に23,000~24,000円まで上振れ予想。 - 実行施策:
・複数業者のオンライン一括査定を併用し、最も高い買取提示を引き出す。
・売却前に最新OS(iOS18β)アップデートを済ませ、機能制限情報を払拭して状態評価点を最大化。