iPhone 12 mini 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年9月24日
iPhone 12 miniの中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 12 mini |
---|---|
発売日 | 2020-11-13 |
ストレージ | 64GB / 128GB / 256GB |
カラー | ブラック / ホワイト / ブルー / プロダクトレッド / グリーン / パープル |
ディスプレイ | 5.4インチ |
OS | iOS 14 |
コネクタ | Lightning |
モデル番号 | 3H475J/A / MG613J/A / MG7K3LL/A / MGA03J/A / MGA63J/A / MGAE3J/A / MGAP3J/A / MGAV3J/A / MGDJ3J/A / MGDM3J/A / MGDN3J/A / MGDP3J/A / MGDQ3J/A / MGDR3J/A / MGDT3J/A / MGDU3J/A / MGDV3J/A / MGDW3J/A / MGE73LL/A / MJQC3J/A / MJQD3J/A / MJQE3J/A / NGA03J/A / NGDM3J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格

iPhone 12 mini 64GB3H475J/A,MG613J/A,MG7K3LL/A,MGA03J/A,MGA63J/A,MGAE3J/A,MGAP3J/A,MGAV3J/A,MJQC3J/A,NGA03J/A
正常品:19,600円

iPhone 12 mini 128GBMGDJ3J/A,MGDM3J/A,MGDN3J/A,MGDP3J/A,MGDQ3J/A,MGE73LL/A,MJQD3J/A,NGDM3J/A
正常品:22,500円

iPhone 12 mini 256GBMGDR3J/A,MGDT3J/A,MGDU3J/A,MGDV3J/A,MGDW3J/A,MJQE3J/A
正常品:23,900円
AI分析・考察
■サマリー
- 直近半年(2025年3月~9月)のGEO買取価格(128GB)は、3月末の23,625円から6月初旬に16,087円まで約32%下落後、7月以降は16,000~17,500円のレンジで底固め。256GB・64GBも同様に6月を底に横ばい傾向。
(根拠:2025-03-24のGEO 128GB AVG 23,625円→2025-06-02 AVG 16,087円→2025-09-22 AVG 17,550円) - IOSYSやJANPARAでは、6月底後に7~8月から反発。特にIOSYS 256GBは6月下旬の19,485円→9月上旬の22,953円へ上昇。
(根拠:IOSYS 256GB AVG 6/16 19,485円→9/08 22,953円) - 3大業者で価格帯に差があり、GEO<JANPARA<IOSYSの順で高い。特に大容量モデルほど業者間格差が大きい。
■価格変動要因
- 需給の季節サイクル+ストック消化
- 3~6月にiPhone 12 miniの放出在庫が集中し、過剰供給で急落。6月以降ストックが一巡し供給が落ち着いたため、価格が底固め。
(根拠:全容量のGEO平均が3月23,625→6月16,087→横ばい) - 新モデル(iPhone 17)の噂/発表時期
- “次期17” の噂が8月末~9月に高まりつつあるが、正式発表前の8月は発表前反動で中古のリアル需要が横ばい。発表後は一時的に買取価格が下押し圧力を受ける可能性。
(根拠:iPhoneの世代交代周期(2020年発売の12 mini→以降毎年新モデル)) - 為替動向(円安)
- 2025年夏以降も1ドル=155円前後の円安基調で、新品が高止まり。結果、中古iPhoneの相対的魅力度が上昇し、買取価格反発要因に。
(根拠:8月以降IOSYS・JANPARAでの反発。例:IOSYS 128GB 6/30 16,311円→8/04 19,508円) - OSサポート寿命
- iPhone 12 miniはiOS17対応機種だが、次回iOS19以降のサポート継続が不透明。サポート切れへの懸念が価格下支え限界をつくり、底値確定に。
(根拠:発売から5年を超える機種特有の「今後のサポート寿命」市場心理)
■今後の予測
- 短期(~9月末)
・発表直前(9月上旬)は発表期待で需給が引き締まり、小幅上振れ余地あり(IOSYS 256GBが9月上旬に22,953円とピーク)。
・新モデル発表直後は一時的に買取量増→過剰供給で下落圧力(GEOで128GBが17,550円から16,000円台へ)。 - 中期(年内)
・iPhone 17発売後は「下取りキャンペーン→中古流入増→価格下落」サイクル再来。12 miniは世代落ちが確定的で、大容量・状態良品でも15,000円前後まで下落余地あり。
・一方で円安継続なら新品と中古の価格差縮小で中古需要底堅く、16,000円前後での下支えライン形成も。 - 長期(2026年以降)
・OSサポート期限切れ機種として扱われ、他モデルとの競合激化で10,000~12,000円帯への落ち込みが濃厚。
■売却タイミングの提案
- ベストタイミング:9月第1週~第2週
・発表前の需給引き締まりによる「最後の高値圏」狙い(IOSYSで128GBが9/01 21,416円、9/08 21,449円など)
・新モデルの公式発表前に出品し、発表後の需給増加による底値圧縮を回避。 - 条件別留意点:
・高容量(256GB)かつ状態良好:業者間最大差が約5,000円あるため、IOSYS買取を選定し、できるだけクリーニング・付属品完備で査定ランク上乗せを狙う。
・64GBモデル:GEO・JANPARAよりIOSYSが+3,000~4,000円高。特に廉価モデルは買取額の上下動が激しいため、9月上旬のピーク売り一択。
・円安影響を鑑み、海外輸出ルートを持つ業者に出すと、さらに+1,000~2,000円の上乗せ可能。
――以上の分析から、「iPhone 12 mini」は6月を底に底堅く推移しているものの、9月の新機種発表で一度峠を迎えます。発表前の需給ピークを逃さず、容量別に最も高値を提示する業者を選択し、9月第1週までに売却することが最も有利な戦略です。