iPhone 12 週次買取動向レポート
最終更新: 2025年9月24日
iPhone 12の中古買取価格推移・市場動向・AIによる分析をまとめたレポートです。
デバイス基本情報
モデル | iPhone 12 |
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発売日 | 2020-10-23 |
ストレージ | 64GB / 128GB / 256GB |
カラー | ブラック / ブルー / ホワイト / プロダクトレッド / グリーン / パープル |
ディスプレイ | 6.1インチ |
OS | iOS 14 |
コネクタ | Lightning |
モデル番号 | 3H515J/A / 3H518J/A / MGHN3J/A / MGHP3J/A / MGHQ3J/A / MGHR3J/A / MGHT3J/A / MGHU3J/A / MGHV3J/A / MGHW3J/A / MGHX3J/A / MGHY3J/A / MGJ03J/A / MGJ13J/A / MGJ23J/A / MGJ33J/A / MGJ43J/A / MJNH3J/A / MJNJ3J/A / MJNK3J/A / NGHP3J/A / NGHQ3J/A / NGJ03J/A |
過去半年間の買取価格推移
このグラフは各社の中古ランクの買取価格をもとに算出しています。
TreMartの買取/下取り価格
AI分析・考察
■サマリー
- 直近半年(2025年3月~9月)で、iPhone 12(128GB)はGEO平均買取価格が27,675円(3月末)から最安21,770円(7月初旬)へ約21%下落した後、8月下旬に24,030円まで約10%反発。iOSYS/JANPARAも同様の「春の下落→夏の底打ち→晩夏のリバウンド」パターンを描いている。
- 256GB/64GBモデルも同傾向で推移し、256GBは128GB比15〜20%高、64GBは同20〜25%低が常。
- 下落の底は各社とも6~7月に集中。特にGEOは5月中旬から一気に下落、iOSYS·JANPARAはGW以降の緩やかな下げが6月に加速した。8月後半の反発はGEOが最も顕著。
■価格変動要因
- Appleの次世代iPhone(仮称iPhone 17)発売予測(2025年9月中旬)
- 根拠:噂リークが4月頃から増加(各テックメディア報道)し、旧機種の需要先食い懸念から買取業者が上限価格を抑制(GEOが5月12日以降価格改定)。
- iOSサポート切りの観測(WWDC ’25でiOS19発表)
- 根拠:6月3日のWWDCにてiOS19対応機種にiPhone 12が含まれず、機体の“鮮度”・長期使用価値が下落。iOSYSの128GB平均は6月2週目に23,586円→6月9日週に22,363円と5%下落。
- 為替変動(円安→円高/円高→円安)の影響
- 根拠:6月まで進行した円高(USD/JPY 150→145程度)が輸入中古の増加を促し買取価格を下押し。逆に8月後半の円安(145→150超)が各社で価格反発を後押し(GEO128GB:22,170円→24,030円)。
- Apple Trade-in拡充(日本国内4月開始)
- 根拠:Apple直営店での下取り受付拡大により業者への流通在庫が一時増加し、5月~6月の相場下落圧力に寄与したと推測。
■今後の予測
- 発売直前(9月上旬)まで:円安トレンド継続なら反発基調持続。GEOの128GBは25,000円前後で推移する可能性。
- iPhone 17発売直後(9月中旬以降):大型アップデート・新モデル切り替えに伴い、再度20%前後の下落局面入り。特に64GBは相対的に需要が弱く、18,000円前後を割り込む恐れあり。
- 中長期(年末まで):年末商戦で旧機種需要(サブ端末需要や予備機需要)が若干回復し、年初からの底値水準を下回るほどの急激な下落は限定的と予想。ただし旧モデル切り捨て感強い場合、新OS対応状況次第で更なる調整局面も。
■売却タイミングの提案
- 最も有利に:8月下旬~9月上旬
・理由1:円安リバウンドと新モデル過熱前の“駆け込み需要”が重なり、底打ち後の買取上限が高値安定(GEO128GBで24,000円台)。
・理由2:iOS19発表済みで相場は一旦織り込み済み。新モデルの発表前に売却すれば、一時的に供給が絞られ価格が下支えされる。 - モデル別の狙い目
・256GB:他容量比で価格維持率が高く(7月末でも25,000円前後)、高容量プレミアムを活かした早期売却を推奨。
・64GB:底値圏に近く、あと1~2週間のリバウンドを待ちつつ、9月中旬までには早めに処分。 - 注意点:9月中旬の新機発表後は、全容量で再下落幅が大きくなるため、遅くとも9月10日前後までに売却完了を。