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Xiaomiスマホは本当に危険?プライバシー・セキュリティリスクと賢い利用法を徹底解説

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Xiaomiスマホは本当に危険?プライバシー・セキュリティリスクと賢い利用法を徹底解説

Xiaomi(シャオミ)は、優れたコストパフォーマンスと革新的な技術で世界中のユーザーに愛されるスマートフォンメーカーです。

しかしその一方で、「Xiaomiスマホは危険」という声が増えているのも事実。

この記事では、Xiaomiスマホに関するプライバシーやセキュリティの懸念、実際のリスク、そして安全に利用するための具体的な対策について、専門的な視点からわかりやすく解説します。

Xiaomiスマホの魅力と急成長の背景

2023年の世界スマートフォン市場において、XiaomiはSamsung・Appleに次ぐ第3位のシェア(13.5%)を誇ります。その人気の理由は、以下の通りです。

  • 手頃な価格で高性能なデバイスを提供
  • ライカと共同開発の高画質カメラを搭載(最大2億画素)
  • 最短19分でフル充電できる120W急速充電
  • 豊富なIoT製品(スマートウォッチ・掃除機など)との連携

実際のユーザーレビューを確認しても、「この価格でこの性能はコスパがすごい」「2年使えれば十分」と高評価を受けており、特に若年層やコスト重視のユーザーに人気があります。

なぜ「危険」と言われるのか?3つの主要リスク

Xiaomiスマホには以下のような懸念が指摘されています。

1. データプライバシーのリスク

Xiaomiスマホは、アプリの使用状況や位置情報、通話履歴、連絡先などの個人データを幅広く収集していると報告されています。

  • 2020年、Miブラウザがシークレットモードでも閲覧履歴を収集していたとForbesが報道
  • データはシンガポールやロシアのサーバーを通じて中国に送信されるケースも
  • Xiaomi Cloudでは、SMS・写真・通話記録などの個人情報が同期対象に
  • 中国の「国家情報法」により、政府が企業にユーザーデータ提供を命じることが可能

このように、どれだけグローバル基準(GDPRなど)を強調していても、中国本国の法制度の下ではデータの独立性を保証することが困難とされています。

2. セキュリティ脆弱性とマルウェア

Xiaomiを含む中国製スマホには、出荷時から以下のようなセキュリティ問題が報告されています。

  • Check Point社の調査で、Xiaomi含む端末にマルウェアが初期搭載されていた事例
  • 2024年には、Xiaomiの標準アプリに複数のセキュリティホールが発覚(Bluetooth、ギャラリー、Mi Video等)
  • 一部では、バックドアの存在や広告フィルターによる検閲機能への懸念も指摘

アップデートの遅延や、プリインストールアプリの削除が難しい構造も、セキュリティ強化を阻害する要因になっています。

3. 広告とデータの収益化モデル

Xiaomiは端末の販売価格を抑える一方で、以下のような形で広告収益を上げています。

  • MIUIに統合された広告表示機能(Mi Ads)
  • ユーザーの空き容量や使用状況に基づくターゲティング広告
  • アプリ利用履歴やファイルマネージャーまで広告対象に

このような仕組みは、無料アプリと同様に「ユーザーのデータが収益源」になっている構造を示しています。

Xiaomiの公式見解と対策

Xiaomiは以下のように公式に対応を行っています。

  • GDPR準拠を掲げ、TrustArcなどからの認証を取得
  • Xiaomi Trust Centerを通じたプライバシー管理機能の提供
  • セキュリティ脆弱性に対する報告受付と48時間以内の対応体制(Hackerone等)
  • ISO/IEC 27001などの国際認証取得

ユーザーが利用できる設定機能としては:

  • アプリごとの権限設定の見直し
  • Mi Cloud同期機能の制限
  • パーソナライズ広告の無効化
  • MSA(広告関連アプリ)の無効化
  • アカウント削除・データのエクスポート機能

とはいえ、中国政府の法的拘束力から完全に独立しているわけではなく、構造的なリスクは残ります。

ユーザー視点での評価:メリットとデメリット

メリット

  • 圧倒的なコストパフォーマンス
  • 高性能カメラと美しい筐体デザイン
  • 急速充電&大容量バッテリーによる利便性
  • IoT製品との連携によるスマートホーム化

デメリット

  • MIUIの広告表示と通知遅延
  • セキュリティアップデートの頻度が機種により不安定
  • サポート体制の不透明さ(修理・問い合わせ対応など)
  • おサイフケータイ非対応機種が多く、日本市場では使いにくい

実践!Xiaomiスマホを安全に使う6つの対策

  1. Google Playストアからのみアプリをインストールする
  2. OS・アプリを常に最新版にアップデートする
  3. アプリの権限を最小限に設定し、必要なものだけ許可する
  4. 不要なアプリを削除し、機密データの保存を控える
  5. VPNを活用して通信の暗号化とIPアドレスの保護を行う
  6. 不審なメール・URLを開かず、フィッシング対策を徹底する

これらの基本的なセキュリティ習慣を持つことで、Xiaomiスマホをより安全に利用することができます。

結論:低価格スマホを賢く、安全に使うために

Xiaomiスマホは、価格以上の性能を求めるユーザーにとって非常に魅力的な選択肢です。

ただし、その利便性の裏には、国家法による情報提供義務や、デフォルトで組み込まれた広告・データ収集機能といった見えにくいリスクも存在します。

だからこそ重要なのは、「知らないリスクに振り回されないための情報と対策」を持つことです。

基本的なセキュリティ対策を徹底し、各種設定を活用することで、Xiaomiスマホの利便性を安心して享受することができるでしょう。

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